Windows 8では、Wordマクロを使っているとATOKの入力文字種(ひらがな・カタカナ・半角英語など)が勝手に切り替わったり、入力方式(ローマ字入力・かな入力)が切り替わったりします。
つまり、入力モードが勝手に切り替わってしまうのです。どうやら、VBAの実行と関連して、アプリケーションから入力モード変更の信号が出ているようです。それをATOKが受けて、入力モードを変更しているらしいのです。
私はWindows 8 ではATOKをインストールしていなかったため、このことに気づきませんでしたが、最近、「山猫の手」のユーザーの方からご連絡をいただいて知りました。チェックが遅くてすみません。
具体的な症状として、例えば、ローマ字入力でひらがなを入力しているときに「山猫の手」を立ち上げたら、急に半角英語の入力になってしまうのです。
「山猫の手」を翻訳支援のインターフェースに使っているのに、スムーズな文字入力ができなくなってしまいます。困りますね。
どうやら、アプリケーションの種類や、Windows のバージョンとも関連していそうです。この症状自体は、Windows 8 の前から報告されていたようですね。
最新版のATOK 2013 も試用版を使って試しました。
調べた結果、ATOK 2013 の場合には、以下の方法で制御できることがわかりました。
残念ながら、それ以前のバージョンについては、よくわかっていません。手元にある ATOK 2009 での対処方法を探しましたが、まだわかりません。すみません。
以下の記事をどうぞご覧ください。
方法(ATOK 2013の場合)
ATOKがオンになっている状態で、[Ctrl] + [F10] を押します。
するとメニューが表示されるので、プロパティ(環境設定)を選択します。
すると、以下のダイアログが表示されます。
[入力・変換]タブ > [入力補助] > [特殊]ここで表示されるダイアログで [設定一覧] にて [アプリケーションからのモード変更を無視する] のチェックを入れます。
これで、OKボタンをクリックしてダイアログを閉じてください。
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コメント
解決しました有り難う御座います
実はマイクロソフトのATOKへの嫌がらせかと思いむかついてました
黄信号さん
コメントをどうもありがとうございました。
解決してよかったです!