ワードのプログラミングに生かせる「発想法」の書籍を紹介します。
ワードマクロやプログラミング全般にいえることですが、効率的なマクロづくりとは、既存の考え方・プログラムを組み合わせて新しい作用を作っていくことだと思います。
常に「既存のプログラムを流用」することを念頭においてプログラミングをすることが重要とまで言われていますから。
アイディア作りも、既存のアイディアや知識を組み合わせて新しい作用とつくることですよね。特許もそういうものだと思います。
こういう点で、「アイディア」と「ワードマクロ」と関係しているかなと思っています。
で、この本は、「次々と発想を生み出す装置」として様々な方法を紹介しているのですが、それらはほとんど、組み合わせなんです。
どうやって、頭の中にある記憶の断片をひっぱり出してくるのか?そしてそれをどうやって組み合わせるのか?というその方法がたくさん書いてあります。
その方法ひとつひとつがすごく面白い。
本当に「スイッチ」なんです。
アイディアマンは、その「スイッチ」をたくさん知っているんですよね。
そして、日々たくさんのアイディアを出すように練習している。
もしくは、習慣化している。
周りにいるアイディアマンを見て、そんな風に感じます。
この本を読んで、アイディアを出すことは「スキル」なので、習得が可能だと感じました。
「センス」として片付けるのはもったいない。みんなできるんです。
で、どんなことが載っているかというと、脳に刺激を与えてあげる方法なんです。
それは、具体的な質問であったり、画像であったり、キーワードであったり、書くことであったり。
具体的な質問例がたくさん載っています。そして、関連するキーワードや画像を簡単に取得する方法が載っています。
こうやって、アイディアを出しやすい刺激(スイッチ)を能動的に取得することで、アイディアを出しやすい状況を作れるんですね。
だから、アイディアを出そうと思って「ただ机に向かう」のではなくて、今自分ができる簡単なステップ(努力の方法)がわかる。
すてきな本です。
プログラミングにどうやって生かすか、是非発想してみてください。
関連した本として、私が好きな本はこちら。
アマゾンの書籍紹介ページからわかりますが、
「質問を意図的に変えることで、建設的に考える能力を身につけ、自己評価や、人間関係、仕事の成果に結びつけようというのが、本書の提案。」
です。
「論理的な思考術」などの、ぎちぎちした考え方を説明したビジネス書とは違います。
しかも、小説風に書かれているので、非常に読みやすいです。
するすると読んでいくうちに、「質問」がどれだけ自分の行動に影響を与えうるのか疑似体験できます。
だから、この本の学びを日常で生かしやすいのではないかなと思います。
おすすめ。