用語を抽出する際に、いくつかのオプション設定があります。
目次
下線部を抽出する
出現頻度が少ないかもしれないけれど重要な単語があります。法務翻訳であれば甲と乙の会社名です。特許翻訳であれば、構成要件で使われる表現や要素名です。顧客名も商品名も重要ですよね。
これらは頻度に関わらず用語登録をする必要がありますので、最初から特定しておきます。
GreenTのGG(Glossary Generator)では、下線を引いた箇所を抽出できるようになっていますのでぜひご活用ください。
重要単語に下線を引く
対象とする単語に下線を引きます。ショートカットキーの[Ctrl]+[U]を使うと下線を簡単に引けますね。
同じ用語に何度も下線を引いてもかまいません。抽出時に重複箇所でも1度しか抜き出しません。気になる用語にはとにかく下線を引きましょう。
オプション設定をする
GGダイアログの[下線文字を抽出する]チェックをオンにします。
用語を抽出する
[用語を抽出する]ボタンをクリックして用語を抽出します。
赤枠のように頻度の部分に[UL]と書かれた項目が列挙されます。これが下線を引いた文字です。頻度に関わらずすべて列挙されます。
その他の設定
以下のように条件を設定できます。上記で説明をしたとおり、オプション設定をします。
- 大文字・小文字を区別する
- テキストボックスやヘッダー・フッターを含む
- 隠し文字を含む