先日紹介した【コード】一括置換による翻訳にて原文データを見ながら翻訳するためのマクロ ですが、この隠し文字と通常の文字の混在文にて、一括置換を用いて翻訳をする方法をご紹介います。
翻訳の作業対象は、あくまでも通常の文字列(隠し文字ではない文字列)です。
なので、検索対象を隠し文字ではない文字列にするわけです。
その設定方法をご紹介します。
「検索と置換」ダイアログボックスにおいて、検索する文字列のオプション設定を使います。
一括置換を用いることを想定していますので、置換のダイアログボックスにて説明します。
「検索と置換」ダイアログボックスにて、「検索する文字列」欄にカーソルを置いてから、オプションボタンをクリックして、「書式」からフォントを選択します。
その後現れたフォントのダイアログボックスにて、隠し文字のチェックマークを外します。
チェックボックスが青くぼんやり塗られている状態というのは、「隠し文字」と「隠し文字以外」の両方という意味ですね。
デフォルトでは、文字飾りについては付いていても付いていなくても両方を検索対象としていますから、すべての項目が青くぼんやり塗られています。
今回は、隠し文字は検索対象外とするため、チェックマークを外すのです。
このことで、検索対象が、「隠し文字ではない」文字列に限定されます。