【Word】「マクロの記録」を使って「印刷設定の変更操作」を記録してみた!

2012年2月1日

先日の「マクロの記録を使って印刷設定変更をするときの考え方」の続きです。

実際に、マクロの記録を使う方法をご紹介します。

ポイントは、

1工程ずつ記録する

です。

記録対象

記録する対象は、以下の工程ですね。

  1. 両面印刷用のドライバーを選択する
  2. 印刷ボタンをクリックする
  3. 通常の印刷用のドライバーに戻す

記録開始

では、試してみましょう。

「1.両面印刷用のドライバーを選択する」ステップで説明します。

1.マクロを記録する前に、記録する操作の直前までの状態を確認する

たとえば、プリンターのドライバー変更の場合には、「ドライバーを変更する操作」だけを記録するようにします。

そのための準備として、Word 2010でいうと、バックステージビューで印刷用の画面の状態を確認しておきます。

ここで、不要な他の設定が入らない状態を確認します。

今回のマクロの場合は、ドライバーを変更するだけですから、ひとまず、現在のドライバーが何なのか?くらい見ておけばいいでしょう。

現在のドライバーが、「設定変更後のドライバー」であれば、「通常のドライバー」に戻しておいてください。

「ファイル」タブをクリックして、「印刷」の項目をクリックします。

印刷項目の表示

今回は特に変更することがないですね。

なぜ、こんなことをするのか?

記録を開始すると、あらゆる操作が記録されてしまうからです。

でも、不要な操作が記録されないように「ぎりぎりまで記録をしないで準備をする」姿勢を心がけるといいかなと思います。

記録を開始してから、あれこれ設定を変更したり、カーソルを移動したりすると、それらすべてが記録されてしまうからです。

2.マクロの記録を開始する

ここで始めて、マクロの記録です。

Word 2010の場合、以下のようにして開始します。

「表示タブ」から、「マクロの記録」をクリックします。

「表示」タブ

以下のダイアログボックスにて、「マクロ名」の欄にマクロの名称を入力します。

たとえば、「両面印刷の設定」と入れてみましょう。そして、「OK」ボタンをクリックします。

マクロの記録開始

3.記録対象の1工程を実行する。

今回は、ドライバーを変更します。

先ほどのようにバックステージビューの印刷設定画面に戻ります(この、タブの変更はマクロには記録されません)。

私の場合、両面印刷のために、「Brother_両面_2P」を選択します。

ドライバーの選択

4.マクロの記録を停止する。

「表示」タブから、「記録終了」をクリックします。

マクロの記録を開始した場合には、2で示した「マクロの記録」項目が、「記録終了」項目になっています。

マクロの記録終了

以上です。

このような作業を、それぞれの工程について実行します。

つづく。

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