Wordから自在にネット検索をするための右クリックでGoogle! (フリーウェア)では、あらかじめ登録したコマンドを呼び出して何度も利用することができます。
今回紹介するのは、検索対象を用語集や辞書のサイトに限定するためのコマンドです。
翻訳のみならず、普段の調べもので何かしらの定義を知りたいときに参考になると思います。
<目次>
コマンド例
inurl:dictionary OR inurl:glossary OR inurl:jiten OR inurl:jisho
登録先
右クリックでGoogle! の検索コマンドの入力欄に入れてください。
コマンドの解説
これは、inurl:というコマンドを列挙してつくりました。
URLに用いられている文字列を絞り込みの条件に使うためのコマンドですね。
覚えておくと便利です。
これを活用しています。キーワードは以下の通り。
dictionary
glossary
jisho
jiten
用語集のURLに入りそうなキーワードを数種類でOR検索しているのです。
1回の検索で幅広く情報を絞り込めるので、思いもよらなかった用語集サイトに出会えます。
1つのWebサイトだけで訳語や言葉の定義を特定することは非常に難しいですが、いくつかのサイトを参考にしながら専門書などで裏を取れば大丈夫ですよね。
お知らせ
今週日曜日(5月20日)の Google英文ライティング・右クリックでGoogle! では、このようなちょっと便利な小技コマンドを多数紹介いたします。
残席はあと2つです。
午前中に遠田和子さん からGoogleを用いた英文ライティングのコツをご説明いただきます。
私は、午後の前半で、そのコツを右クリックでGoogle! で具体的に使いこなす方法をご紹介します。
午後の後半は、1日の学びを、実際にクイズ形式(しかもチーム対抗戦!)で使ってみます。
おすすめポイント
先日の打ち合わせで、遠田さんの出題されるクイズを解かせていただきました。
面白い!
そこには、当然ながら、単純なGoogleのコマンドの組み合わせだけではなく、「どの視点でどのキーワードを用いて検索をするのか」という翻訳者ならではのノウハウが詰まっています。
これが大切ですよね。
Googleが私たちの代わりに翻訳をするわけではありませんから。
当日は、ご持参いただくパソコンでGoogleの検索結果をみながら、Google検索を使う英文ライティングや右クリックでGoogle! の活用方法を「おっ」とか「へぇ」という知的興奮とともに学んでいただけたらうれしいなと思っています。