実は、ワードマクロを習い始めて8ヶ月くらいで、自分がほしいプログラムが、ある程度書けるようになった理由があります。そのひとつを今日は紹介します。
それは、「自分で作るWordマクロ(1)、(2)」という電子書籍です。
以前も書きましたが、lマクロを学び始めた当初は、「Wordで実践」 のマクロ本を読んでも一切理解できなかった私ですが、この冊子でマクロのプログラムの読み方や作り方の基礎を学んで自分でマクロを作成することできるようになりました。
マクロの記録を徹底活用する方法が丁寧に書かれています。おすすめです。
<目次>
冊子の紹介
このマクロ解説書は、特許翻訳業界では知る人ぞ知る水野麻子さん (このブログで何度も登場済み)が作成したもので、プログラミング未経験者を対象に書かれているものです。
そして、「自分でマクロを作れるようになるための資料」という点が明確に打ち出されているように思います。
よって、読者がプログラマーではないこと(プログラミングのいろはを知らないこと)を前提に、どうやって思い通りの仕事をパソコンにさせるのか?という視点からさまざまなアプローチを教えてくれます。
また、わからないことに対して寛大な姿勢が、資料のあちらこちらにみられ、初心者も安心して読み進められると思います。
あと、知らなくていいことについては、一切触れていない点も、すっきりしていて読みやすくなっています。
このブログでも、「自分で作るWordマクロ」のページを参照しながらプログラムの説明をします。
おすすめです。
自分で作るWordマクロ(1) の紹介ページ
自分で作るWordマクロ(2) の紹介ページ
私は、この本を読んでから思いますが、ネットでいろんな情報を集めながらワードマクロを独習するよりも、この書籍を一読してワードマクロの概要をつかむ方が、近道だと思います。
ワードマクロのブログを書いている私が言うのも何ですが。。。
言いたいのは、何かを学ぶ上では、ある程度投資をしたほうが効率がよいことってあるんですよね。それが体感できる本だと思いますよ。
ワードマクロって難しい、って思いがちですが(私も思っていました)、難しい理由はあったんです。
今まで、超初心者向けの解説書がなかったから。
あなたのせいではありませんよ-。
今後もいくつか役立つ書籍を紹介しますので、参考にしてみてください。
この冊子で学んだあとのこと。
この冊子でマクロの基礎を学んだ後に、再度「Wordで実践・・・」を読んでみると、今までわからなかったことを、不思議なくらい理解することができました。
今は、「Wordで実践・・・」などのワードマクロ本をネタ帳(例文集)として利用しています。
つまり、自分が作りたいマクロプログラムを頭の片隅におきながらぱらぱらと「Wordで実践・・・」を読んでいくと、たいてい自分がほしいプログラムの一部が見つかります。
私は、プログラミングになれるまでは、こうやってネタ帳のプログラムを切り貼りしながらマクロを作りました。コピペばっかりでした。
で、ひとまず動くものを自分で作れるっていうのが、楽しいんですよね。
楽しみながら、マクロになじんでいきましょう。