【1行マクロ】画面表示を上下させる

2010年6月12日

表示中の画面を1行ずつ上下するキーがあればいいなと思ったことありませんか?

カーソルを画面の上端もしくは下端にまでいとうする必要がありません。

動きは、スクロールバーの矢印のボタンをクリックしたものと同じです。

用途

マウスを用いずに画面をスクロールさせる方法です。

ページの最終行で文章が途切れてしまっているとき、次の行を確認したいことありませんか?

そんなときに、このマクロを動かせば、行単位で画面をスクロールすることができます。

ページ単位での上下はキーボードの[PgUp]キーや[PgDn]キーでできますが、行単位での操作はできませんよね。

で、この操作をマクロで実現してみました。

FUJITSUのワープロのオアシスシリーズにはついていたキーらしいです。

(私はオアシスは使ったことがないのですが、友人が言っていました)

注意事項

キーボードのショートカットに登録することを前提にしたマクロです。

→登録方法は、こちら で紹介したいくつかのページをご覧ください。

そうしないと、このマクロを作動させるために、マウスを持って、このマクロの実行を指示したのでは、本末転倒ですね。

先日紹介した「効率化の視点(6) 」でも触れたとおり、私は[Alt] + [PageUp]、[PageDown]に割り当てています。

基本例

アクティブになっている画面をスクロールします。

(上方向) ActiveWindow.ActivePane.SmallScroll Up:=1

(下方向) ActiveWindow.ActivePane.SmallScroll Down:=1

見ると想像できると思いますが、「Up」と「Down」とで方向を指定しています。

また、その量で、行数を指定することができます。

ActiveWindow.ActivePane」が、選択中のウィンドウ枠を意味します。

関連ページ

効率化をする視点(6)

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