【Word VBA】見出しマップの項目に登録する

2010年12月15日

私は、見出しマップを大活用しています。

先日、ある案件で見出しマップなしで翻訳作業をしたところ、大変なことになりました。

非常に面倒で、やる気が萎えるくらい。

見出しマップを上手に活用するのは、文章作成者にとって非常に重要なポイントだと思います。

項目を行ったり来たりしながら、記載内容を調整する方にとっては必須のWord標準機能ですね。

ただし、

見出し項目の登録が面倒。

段落スタイルを、見出し項目に書き換えないといけないんですよね。

それが面倒。

せっかく文字書式を変更したのに、段落書式を当てたとたんに、文字の書式が解除されてしまったり。。。

そんな経験ありませんか。

前回の記事「見出しマップを活用しよう!」で紹介した表示例を使いますが、以下のような感じ。

登録前

「さしすせそ」に注目!

登録前

登録後

「さしすせそ」に「見出し1」の段落スタイルを適用したら、文字書式まで変更されてしまいました。

登録後

こうなると面倒ですね。。。

とうわけで、現在の文字書式や段落書式を残したまま、見出しマップに設定する方法です。

この1行マクロをキーボードに登録しておけば、いつでも好きなときに変更できますね。

1行マクロ

Selection.ParagraphFormat.OutlineLevel = wdOutlineLevel1

カーソル位置の段落書式のアウトラインレベルはレベル1

レベルは1~9まで設定できます。

数値を変更して違いを感じてください。

1行マクロ

さて、設定した見出し項目を解除する方法です。

Selection.ParagraphFormat.OutlineLevel = wdOutlineLevelBodyText

カーソル位置の段落書式のアウトラインレベルはアウトラインレベル無し

-コード
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