私は、見出しマップを大活用しています。
先日、ある案件で見出しマップなしで翻訳作業をしたところ、大変なことになりました。
非常に面倒で、やる気が萎えるくらい。
見出しマップを上手に活用するのは、文章作成者にとって非常に重要なポイントだと思います。
項目を行ったり来たりしながら、記載内容を調整する方にとっては必須のWord標準機能ですね。
ただし、
見出し項目の登録が面倒。
段落スタイルを、見出し項目に書き換えないといけないんですよね。
それが面倒。
せっかく文字書式を変更したのに、段落書式を当てたとたんに、文字の書式が解除されてしまったり。。。
そんな経験ありませんか。
前回の記事「見出しマップを活用しよう!」で紹介した表示例を使いますが、以下のような感じ。
<目次>
登録前
「さしすせそ」に注目!
登録後
「さしすせそ」に「見出し1」の段落スタイルを適用したら、文字書式まで変更されてしまいました。
こうなると面倒ですね。。。
とうわけで、現在の文字書式や段落書式を残したまま、見出しマップに設定する方法です。
この1行マクロをキーボードに登録しておけば、いつでも好きなときに変更できますね。
1行マクロ
Selection.ParagraphFormat.OutlineLevel = wdOutlineLevel1
カーソル位置の段落書式のアウトラインレベルは、レベル1
レベルは1~9まで設定できます。
数値を変更して違いを感じてください。
1行マクロ
さて、設定した見出し項目を解除する方法です。
Selection.ParagraphFormat.OutlineLevel = wdOutlineLevelBodyText
カーソル位置の段落書式のアウトラインレベルは、アウトラインレベル無し