【Word】リボンのカスタマイズ:操作対象と制限

2024年12月13日

【Word】リボンのカスタマイズで作業効率をアップ」でリボンをカスタマイズするうれしさを紹介しました。さっそくカスタマイズを始めましょう!

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リボンのカスタマイズも[Wordのオプション]ダイアログボックス

リボン上で右クリックをすると[リボンのユーザー設定]が表示されます。この[リボンのユーザー設定]をクリックすると編集用の画面が開きます。

編集用のダイアログはクイックアクセスツールバーの編集の場合と同じく、[Wordのオプション]ダイアログボックスにあります。

リボンのユーザー設定でできること

ご覧の通り、リボンのユーザ設定画面は、クイックアクセスツールバーのユーザー設定画面と似ています。ただし、若干できることが異なります。操作の説明の前に、ちょっとだけおさらいしておきましょう。

リボンのタブとグループとは?

リボンユーザーインターフェイスには、「タブ」と「グループ」という2つのパーツがあります。グループというのはタブの中にある縦線で区切られた集まりです。

[ホーム]タブの場合、左側から[クリップボード]グループ[フォント]グループ[段落]グループと並んでいます。リボンのユーザー設定では、デフォルトで用意されているタブ(既存のタブ)と、デフォルトで用意されているグループ(既存のグループ)に対してできるのは、以下の項目に制限されています。

既存のタブの操作でできること

  • 既存のタブの表示/非表示の切り替え
  • 既存のタブの順序の変更
  • 既存のタブに、新しいグループを追加

既存のグループの操作でできること

  • 既存のグループの表示/非表示の切り替え
  • 既存のグループの、タブ内での順序の変更
  • 既存のグループの、タブ間の移動

つまり、[ホーム]タブ[クリップボード]グループ(既存のタブの既存のグループ)には、新しいコマンド用ボタンを追加できないということです。あくまでも、[クリップボード]グループ[フォント]グループの位置を入れ替えたり、グループ自体を非表示にしたりすることしかできません。

既存のタブにコマンドの実行用ボタンを新たに追加する際には、ボタンの受け皿としてグループを追加してから、その追加したグループにボタンを追加するという手順になります。

タブやグループを新たに追加することには制限がないので、自由にカスタマイズができます。

これが基本操作です。

次の記事で、実際にタブやグループを操作してみます。

次の記事はこちら

【Word】リボンのカスタマイズ:タブ・グループ・ボタンの追加方法

「【Word】リボンのカスタマイズで作業効率をアップ」と「【Word】リボンのカスタマイズ:操作対象と制限」に続き、リボンへコマンドボタンの追加方法を紹介します。 既存のタブやグループの表示・非表示の ...

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