【VBE】MZ-Tools 8.0 の紹介

2015年11月24日

以前、Microsoft MVP のきぬあささんの「初心者備忘録」の記事「新しくなったMZ-Tools 」に紹介があったとおり、VBEの支援ツールであるMZ-Toolsがバージョンアップして登場しました。私もMVP特典で使わせていただいています。

MZ-Tools

MsgBoxをもっと表情豊かに!

以前のバージョンでもお世話になっていたのが、「MessageBox Assistant」です。

メニューから開きます。

VBE

または、ツールバーのボタンからもアクセスできます。

VBE

このダイアログボックスが表示されます。

VBE

以前のバージョンでは、日本語を入力すると文字化けをしていたので、英語で仮入力して生成されるコードを修正して使っていました。

そのうちに、記載パターンを覚えたので使わなくなっていましたが、MsgBox関数を使いこなすヒントがたくさん手に入ります。

この機能を使うと、表示形式をアイコンやメニューから選択するだけで、該当するコードを生成できます。

また、コード生成前に左下にある[Preview]ボタンで実際の表示を確認できます。

VBE

アイコンや[OK]以外のボタンも使えます。それっぽくなります(笑)。

今回のバージョンでは、日本語入力でも文字化けしないし、ユーザーインターフェイスもわかりやすいですし、ぜひまた試してみたいと思います。

検索しやすい!

検索機能も充実しています。「Find Text」機能です。

ツールバーの以下のボタンから実行できます。

VBE

検索条件を詳しく設定できます。これけっこう重要。

VBE

そして、検索結果の一覧表示が便利。どのプロシージャでどの文脈で使われているのか一望できます。

さらに、赤矢印でも示したとおり、検索結果がタブ表示されます。履歴が記録されているのです!

VBE

コードの確認やプロシージャー間を行き来するときに便利です。

プロシージャの確認・コピペに便利

プロシージャ間を行き来するために、「Favorite Code Element」という機能も便利です。

プロシージャ名のブックマーク一覧表を作るような機能です。

簡単に登録して、一覧表から項目を選ぶとそのプロシージャにジャンプできます。

よくつかうコードをショートカットキーで挿入

まだまだ使いこなせていないのですが、定型文をショートカットキーで挿入するような機能もあります。

以前のバージョンでは、プロシージャー名も自動的に入力してError Handlerの行ラベルを自動的に挿入してくれたような気がしますが。対応する機能はまだ見つけてませんが(笑)。

上記以外にも、VBEを使っていて「これがほしかった!」という機能が満載です。

マクロを使ってWordを使いやすくするのと同じですね。

MZ-Tools には、VBEで検索や文字入力を速くするためのアイディアが詰まっています。
素晴らしいソフトだと思います。

機能をこちらでご確認下さい。

Features of MZ-Tools 8.0

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