先週の土曜日に東京で上書き翻訳セミナー を開催いたしましました。
お越しいただきました皆様、どうもありがとうございました。
キャンセル待ちの方々がいらっしゃいましたので、3月末以降に再度開催させていただきたく思います。
<目次>
参加者概要
男性:5名
女性:3名
業務分野のキーワード
特許、法務、契約書、技術全般、マーケティング、英語、仏語
内容
①基本情報: 上書き翻訳とは何か?
②課題の特定: 上書き翻訳でできること、面倒なこと
③課題解決方法: 面倒なことを回避するためのツールの活用方法
の順序で紹介しました。
私は、上書き翻訳においては、一括置換をしたときにどのくらい正確な置換が行われているのかを大切にしています。
そのため、原文中の異なる語句に同じ訳語があたらないように細心の注意を払っています。原文でわざと言葉を言い換えている可能性があるからです。
そのようなわけで、置換に用いられた用語の確認手段 を「ぱらぱら 」に用意しています。
また、案件毎の用語集の作成には「頻度のヒント 」と「上書き翻訳ツール(セミナー受講者にプレゼント) 」と「ぱらぱら 」を使って準備します。案件で頻出する用語やクレームで用いられる表現、構成要素については、翻訳前に訳語を確定し、それに基づいて一括置換をします。
これは一例ですが、このように私が上書き翻訳で大切にしていること、その解決策をマクロという形で紹介しました。
すべての機能を使っていただく必要はありませんので、必要なものだけを試していただけたらと思っています。
受講者の声
許可をいただいた方々の声を紹介します。
期待以上の収穫がありました。
法務翻訳者様 女性
目から鱗が飛び出ました!
あそこまでITを活用できるとは!
SK特許業務法人 弁理士
押谷昌宗様
ぱらぱらだけでも私には画期的だったのですが、頻度のヒントや山猫シリーズの使い方も同時に体験できたのはよかった。上書き翻訳のマクロも早速使えるものが多くて嬉しかったです。あとは何をどう組み合わせて自分の一番よい形にするか考えてみます。
特許翻訳者様 女性