【Word】「マクロの記録」を使って複数のマクロを連続して実行!

2012年2月19日

ようやくまとめにはいります。

両面印刷、片面2ページ分など、お好きなプリンターの設定方法

マクロの記録を使って印刷設定変更をするときの考え方

「マクロの記録」を使って「印刷設定の変更操作」を記録してみた!

「マクロの記録」を使って記録した「印刷設定の変更操作」のマクロを確認する

「マクロの記録」を使って「印刷設定の変更操作」の3工程を記録する

といくつかの記事にして参りましたが、この3工程をマクロで実行する方法です。

考え方は簡単ですが、私はこれを知ったときにかなりうれしかったのを覚えています。

「マクロの記録」機能を使って、「3工程を記録した3つのマクロ」の実行を記録すればいいのです。

では、具体的な方法をご紹介します。

1.マクロを実行する直前の状態にします。

以前の記事でもご紹介しましたが、これが基本です。

印刷するマクロなので、印刷しても大丈夫な書類を開いておきましょう。

100ページくらいある書類を開いた状態で、印刷マクロを実行してしまうことのないように。

プリンターの電源が入っていることも、確認してみましょう。

2.マクロの記録を開始します。

具体的な方法は、「マクロの記録」を使って「印刷設定の変更操作」を記録してみた!の記事をご覧ください。

今回私は、このマクロを「両面印刷」という名前にしました。

3.印刷マクロを実行します

マクロの実行は以下のようにします。

[Alt] + [F8] で「マクロ」ダイアログを開きます。

ここで、実行可能なマクロがすべて表示されます。

アドインを入れている場合には、アドインのマクロの名前も表示されますし、「マクロの記録」機能で記録したマクロも全部表示されますね。

[マクロ]ダイアログボックス

3つのマクロを実行する順番に選択して実行します。

このときは、3つの工程をすべて1度の記録におさめます。

4.マクロの記録を終了します。

「マクロの記録」を使って「印刷設定の変更操作」を記録してみた!の記事をご覧ください。

5.マクロを確認しましょう。

「マクロの記録」を使って記録した「印刷設定の変更操作」のマクロを確認するの記事で紹介した方法で、今記録したマクロを確認してみます。

すると、以下のようなマクロが記録されているのではないでしょうか?


Sub 両面印刷()
'
' 両面印刷 Macro
'
'
 Application.Run MacroName:="両面印刷の設定"
 Application.Run MacroName:="印刷実行"
 Application.Run MacroName:="通常印刷の設定"
End Sub

そうなのです。

このマクロをみると、なんとなく想像がつくと思うのですが、Application.Run メソッドを使って、実行するマクロ名を指定しているのですね。

このApplication.Run メソッドは便利です。

アドインのマクロも実行対象に指定できます。

お気に入りの機能があって、連続で実行しても問題がないのであれば、ぜひつなげてみてください。

すごくうれしいと思いますよ。

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