先日紹介しました、「Google英文ライティング 」の著者である遠田和子先生のセミナーに参加しました。
やっぱり「右クリックでGoogle! 」の作者として、避けては通れないセミナーです(笑)。
最近はワードのプログラミングばかりで英語力の強化をしていなかったので、久しぶりの日英翻訳セミナーです。
ぜひ、皆さんも遠田先生のセミナー受けてください。
受講生同士の対話の機会もあって、非常に楽しく学びの多いセミナーです。おすすめです。
で、翻訳学習者の方々には当たり前かもしれませんが、以下の点を再度確認できまして、実りあるセミナーでした。
(1)英文作成時には、できる限り短い文章にすること。同じ意味なら、少ない言葉で書くことが大事。
これは、テクニカルライティングを学ぶと必ず出てきますね。
「改善を実現する」や「コスト削減を達成する」などいろんな表現があります。
これらは、「改善する」や「コストを削減する」として英文を作成できます。
短くていいですよね。それに直接的な動詞がが使われるので、力強くていいと思います。
(2)言いたいことを最初に伝える。キーセンテンスを最初に、ということですね。
日本語で説明文が長いことがありますね。特許明細書だと、5行くらいで1文とかたまにあります。
このような場合には、文章をばらして短く書くのですが、そのときに、ただ単にばらすのではなく、何を言いたい文章なのかに着目して、文章の順序を変えてもいい、というヒントをいただきました。
時々、苦し紛れに実務ではやっていましたが、これからは堂々と意図的に行いたいと思います。
実際、そうしないと英文として書けないような日本語ってありますからね。
(3)できるだけ同じ主語で書く。
文脈によっては、無生物主語も活用してみると引き締まることがあります。
無生物主語だと、どのような動詞を選ぶかがポイントになります。
動詞の選び方は、グーグルのワイルドカード検索ですね。
具体的な方法は、「Google英文ライティング 」に書かれているとおりです。
もっとたくさん学びがありましたが、書ききれません。
楽しかった~。
翻訳の醍醐味をまた思い出しました。
何より、遠田先生がGoogle検索をして新しい表現を知る喜びをそのまま語られていて、それもすごく素敵でした。
私はしっかり、遠田先生に「右クリックでGoogle! 」を紹介させていただきました。
ありがたいことに、セミナー中に先生から受講生にむけて「右クリックでGoogle!」のご紹介をいただきまして、うれしい出来事でした!!
ありがとうございました。