先週の日経パソコンの「さらば、Wordの“おせっかい”機能 」に関連した書式に関する記事です。
カーソル位置の特定の書式を解除したり、設定したり、ちょっとしたことを実行するマクロをいくつか紹介させていただきました(紹介記事は、「日経パソコン 連載第5回目 『さらば、Wordの“おせっかい”機能』(最終回) 」をご覧下さい)。
書式を解除するというと思いつくのが、以下のショートカットキーですね。
[Ctrl] + [Space]
文字を選択した場合でも、文字を選択していなくても両方可能です。
ただ、この解除はときとして解除しすぎてしまうために、連載記事では、特定の書式だけを解除できる方法を紹介いたしました。
このショートカットのいう「解除」の意味とは、文字書式を、「標準」に戻すということなんです。
以下の例をご覧下さい。
MSゴシック14ポイントで文字が書かれています。
上付き文字になっているカーソル位置で[Ctrl] + [Space] で書式を解除して、「の容器」を追記します。すると。。。
上付き文字は解除されますが、ついでに、MSゴシック14ポイントも解除されて、標準書式である「MS明朝10.5ポイント」に変更されてしまうのです。
この仕様を理解した上で、このショートカットキーを使うのがいいと思います。
意識していないと、意図しないときにフォントが変更されてしまったりサイズが変わってしまったりとしてしまいますからね。