【色deチェック】段落番号を用いたセルのズレの吸収機能をオフにする

2016年11月16日

Wordで動く翻訳チェックソフト「色deチェック」を使うと原文ファイルと訳文ファイルから対訳表を作れます。このとき、原文と訳文とを正確に合わせる必要があります。

「色deチェック」では、特許明細書でも、一般文書でも、2列の表におけるセルの結合や分割時に段落番号でズレを吸収します。

つまり、段落番号が揃っている原文と訳文のペアは、セルを結合・分割してもずれない仕組みになっています。

特許明細書にはもともと段落番号が入っていますので問題ありません。一般文書の場合には、整合処理時に段落番号([0000])を自動的に挿入できます。(一般文書での段落番号の挿入方法は、「一般文書の整合処理時に段落番号([0000])を挿入する」をご覧ください。)

段落番号でズレを吸収

(結合前)

整合

(結合後)

以下のように、[0000]の行以降、ズレが生じません。原文と訳文の段落先頭の対応を保ったまま、セルの結合や分割ができるのです!

整合

(以上の原文と訳文はともに、Microsoftのサイトから拝借いたしました。)

ズレの吸収機能をオフにする

ところが、ズレの吸収機能のせいで、セルを削除できない場合があります。このようなときには、ずれの吸収機能をオフにします。

[アドイン]タブの[ツール]ボタンをクリックして[ツール]ダイアログボックスを開きます。

[セル]タブの以下のチェックボックスをオフにしてください。(デフォルトでオンになっています)

色deチェック

この状態で[キャンセル]ボタンでダイアログボックスを閉じます。

この設定にすれば、段落番号でズレが吸収されません。

-アドイン
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