本記事は、以下の記事の改良版です。 【コード】書類の蛍光ペンをすべて解除する 【コード】書類の蛍光ペンをすべて解除する(2)
最初の記事で、蛍光ペンの解除方法を紹介しました。
ところが、蛍光ペンを解除できない場合があるとわかり、2番目の記事を書いたのです。
実は、2番目の記事ほど複雑にしなくてもよいことがわかりましたので、簡単なコードを紹介します。
<目次>
このマクロでできること
前回の記事で紹介したように、蛍光ペンで着色された箇所がスペースのみの場合でも蛍光ペンを解除できます。
マクロの解説
単純な仕組みですが、最初に一度文書全体を蛍光ペンで着色して、その次に文書全体の蛍光ペンを解除するという仕組みにしています。
3行目の通り、一つ工夫した点として、全体を白い蛍光ペンで着色するということです。
「ページの色」を白(デフォルト値)の状態であれば、蛍光ペンで着色したことがわかりませんから、サイズの大きな書類で処理をしたとしてもちらつきがありません。
マクロ
Sub No_HighLight() With ActiveDocument.Range .HighlightColorIndex = wdWhite .HighlightColorIndex = wdNoHighlight End With End Sub