前回の記事「オーストラリア旅行の目的 」で書いたとおり、私が今回の旅行で試したのは、自分の気持ちと向き合うことでした。
前回の記事をご覧になっていない方、是非そちらに目を通してください。
なぜ、ワードマクロのブログで旅行の話なのか、少し説明がありますので。
「自分の気持ちと向き合う」なんて書くと、たいそうなことをしたかのように感じられますが、大げさなことではありません。
食べたいものを食べて、自分ひとりの時間を自分だけで有意義に使うという試みでした。
訪れた町は、ケアンズ、エアーズロック、そしてブリスベンでした。
自分が好きなだなと思えることをしていった先で出会ったことは、いくつかありました。
まずは、単純に気持ちがひかれていって出会ったものとして絵と本があります。
まず、最初に訪れた町ケアンズでは、美術館(Cairns Regional Gallery )に行きました。
当初は、この美術館と博物館(Cairns Musium )に行く予定でしたが、博物館は日曜日が休館日だったため、美術館でゆっくりと時間を過ごすことになりました。
ちょうどいいので、美術館で一番好きな絵がどれなんだろうかと思いながら、ふらふらと2周くらいしました。
1枚ありました。
あ、これだ、という絵が。
ちょうど、トレス海峡のアート展が開催されていて、その中のDennis Nona という作家の作品が好きでした。
今回の旅行のテーマを意識して、好きなことに近づくために図録も購入してみました。
実は、図録を買ったのは初めての体験で、「こういうものを買ってのちのち観るのかな?」と購入に踏み切るまでに時間がかかりました。
実際には、帰国後、何度も図録を観てます。
解説を読んでみて、美術館では表面しか観ていなかった作品の意味を、もう一度味わっています。
また、他にも数冊の書籍を購入しました。
私はMitch AlbomのTuesdays with Morrie が好きなのですが、オーストラリアに向かう飛行機の乗り換えで立ち寄った香港空港で、なぜかMitch Albomの書籍がベストセラーで数冊ランクインしているではありませんか!!
そのときは、「まさかわざわざアマゾンで買えるような本を香港で買ってもしょうがないだろう」と思い、そのままにしておきました。
でも、旅行中もその本が気になってしまって、オーストラリアの書店で探し続けてしまいました。
でも見つかりませんでした。香港での局所的なブームなのでしょうか?
そんなわけで、帰りに香港空港に寄ったときに2冊ペーパーバックを購入。
空港の乗り継ぎ時間が9時間もあり、その間に読んでいました。
これも旅先での出会いとして持ち帰りまして、今も楽しんでいるところです。
ついでに、オーストラリアの書店でMitch Albomの本を探していたときにたびたび目にしていたビジネス書も、香港空港で購入してみました。
オーストラリアの書店で見つけたときには、ビジネス書を旅行中にわざわざ買うことになんだか抵抗があって見送ってました。
でも、日本に帰る直前になって、やっぱり見ておこうと思い手にしました。
買ってよかったですね。
この本には、今後試そうと思う仕事の進め方のヒントがいくつもありました。
導入部分があまりにも面白くて、Mitch Albomの本を途中で読むのをやめて、この本を読み始めてしまいました。
そして、帰りの機内でも、このビジネス書をずっと読み続けてしまいました。
頭の中は試したいアイディアだらけで、半ば仕事モードで帰ってきたわけです。
こんな感じで、旅行の充実感がそのまま仕事へのやる気につながったのです。
上記の図録・書籍はどれも購入前にはためらったのですが、旅のテーマに従って購入してみたことで、今の私のエネルギーの源になっています。
旅行のときの気持ちをそのまま持ち帰ることができたような感覚です。
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