以前ご紹介いたしました「変更履歴の追記箇所に下線を引く」にいただきましたコメントから改良してみました。
ご助言をどうもありがとうございました。こうすれば、かなり応用がききますね。
<目次>
このマクロでできること
変更履歴が記録された箇所に対して、文字列の入力、文字列の削除、それ以外の変更にわけて変更履歴の承諾をしながらマーキングをします。
文字列を入力した場合には、入力された文字に下線を引きます。
文字列を削除した場合には、削除された文字列の次の1文字に下線を引きます。
それ以外の変更(たとえば、書式変更)には、何もマーキングをしません。
(1)例として、以下の文章を用います
(2)変更履歴を記録しました
「あれは、自動車です。」として、「です」の部分のフォントの色を変更しました。
(3)マクロで処理をしました
書式変更した部分(フォントの色を変更した部分)には、下線でマーキングがされていません。
マクロの解説
hishiさんに教えていただいたとおり、Typeプロパティをしらべて、それぞれ別の処理をしています。
用途に応じて、処理を変えたらいいですね。
Typeプロパティの種類は、他にもたくさんありますので、必要な方はヘルプでご確認ください。
マクロ
Sub 変更履歴_追記箇所に下線をひくマクロ_2() Dim myRev As Revision For Each myRev In ActiveDocument.Revisions Select Case myRev.Type '挿入の場合 Case wdRevisionInsert With myRev.Range .Font.Underline = wdUnderlineSingle .Revisions.AcceptAll End With '削除の場合 Case wdRevisionDelete With myRev.Range .MoveEnd unit:=wdCharacter, Count:=1 .Font.Underline = wdUnderlineSingle .Revisions.AcceptAll End With 'それ以外の場合 Case Else With myRev.Range .Revisions.AcceptAll End With End Select Next Set myRev = Nothing End Sub
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