翻訳者や専門家のためのニューラル機械翻訳の支援ツール「GreenT」をアップデートしました。8月末のアップデートでのバグを修正しました。
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ご要望がございましたらぜひご連絡ください。
<目次>
改善
GreenT:DeepLの用語集適用性能の向上
用語集を用いた[DeepL]タブでの翻訳の性能を向上させました。
GreenT:[T0]タブの名称を[上書翻訳]に変更
これまで[T0]と表示されていたタブを[上書翻訳]に変更しました。見た目の変更だけです。
このタブで[GreenT]ボタンをクリックすると、用語集の文字列が置換されます。
上書翻訳のような処理をします。
[Setting]タブの[[T1][T2][T3]タブを使用する]をオンにすると、以前のように[T0]の表示になります。
GreenT:英日翻訳時の文字カウントの表示を修正
以下の例では、4 wordsで日本語(Japanese Character)で8文字換算であることを示しています。見た目の変更だけです。
この8文字が翻訳の使用文字数に加算されます。
GreenT:全体的な処理の高速化
これまでは、用語集に多くの用語が登録されている場合に、適用される用語の判定に時間がかかりました。この処理時間を短縮させました。
また、ダイアログの起動時間が若干短くなっています。
バグ修正
GreenT:用語集のパイプ/縦棒「|」を★に変換する機能を追加
GreenTの翻訳用ダイアログでは、訳語にパイプ/縦棒が使われている用語集を使用できません。
このような用語集をGreenTで使用するとパイプ/縦棒が原因のエラーが発生しますので、その回避策を追加しました。
GreenTの用語集欄に訳語を表示する際に、パイプ/縦棒を★に変換します。このことで、用語を選択する必要があることを明示します。
GreenT:NumLockの誤作動を修正
Word以外のアプリでGreenTを使用する際に、[CB]ボタンで訳文をクリップボードに保存するとNumLockがオンになってしまう場合があります。
ご利用のパソコン環境により発生することがあります。この不具合がある場合には、以下のチェックボタンをオンにしてください。
その他
- GreenT: [比較]機能の表示を修正
起動時間を短縮し、ダイアログが表示される際に選択されるタブを修正しました。 - GreenT:先行詞チェックのエラーを修正
- GreenT:Memsourceのタームベースの利用でのエラーを修正
- GG: 長い用語を扱う際にエラーが出るバグを修正
- GG:ハイフンを含む用語集の訳語を適用できないバグを修正
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