Wordで動く翻訳チェックソフト「色deチェック」のアップデートです。
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機能強化
チェック:チェック不要行の指定機能の追加
対訳表を作成時に、チェックが不要な行がときどき発生します。対訳表の作成が困難なため、原文と訳文を正しく対応させられないことがあります。
このような行をチェックすると、エラー数が増えてしまいます。なので、このような行をチェック対象から除外する機能を開発しました。
1.チェック不要な行を着色
チェックが不要な行にカーソルを置きます。原文列でも訳文列でもどちらでもかまいません。
[ツール]ボタンで以下のダイアログを起動し、[チェック除外]ボタンをクリックします。すると、カーソルが置かれている行が灰色になります。
2.チェックオプションの設定
チェックのオプションダイアログで、[チェック除外対象として背景を灰色で着色したセルを除外する]のチェックをオンにします。
これで通常通りチェックをすると、灰色で着色した行をチェックしないようになります。
チェック:memoQ RTFファイル(3行、4行)に対応
memoQ RTFファイルをエクスポートする場合に、「コメント」や「状況」を含めるかどうかの選択ができます。
これまでの色deチェックでは、「コメント」も「状況」も含んだ5列の表にのみ対応していましたが、「コメント」や「状況」を含まない3列や4列の表でもチェックできるようにしました。