【蛍光と対策】蛍光ペンで一括マーキングするマクロの活用のヒント

2012年7月13日

蛍光と対策」のユーザーの方から、すでに面白い使い方をご提案いただいております。

変換ミスのチェック

ワープロの変換ミスに気づくためのキーワード集です。

特許では、境界などを区画する意味で、「画定」という言葉を用いることがありますが、ついつい「確定」としてしまうことがあります。

意図的に「確定」としていることもあります。

 

同音異義語は、文章を書くときに要注意ですね。

 

このような自分でも気がつかないような変換ミスは、マクロでチェックすれば簡単です。

短時間で確実に候補をマーキングできます。

 

ユーザー定義辞書(テキストファイル)に、「確定」も「画定」も両方記載します。

「蛍光と対策」を実行すれば蛍光ペンで着色されますので、一つ一つジャンプして確認しながら、どの語がどの意味で用いられているのかを目視確認できます。

当然、文脈や意図により言葉が使い分けられていますから、その判断は私たち人間がすべき役割ですね。

米国特許庁の審査便覧(MPEP)のクレーム中のNGワードのチェック

MPEPには、クレームに使わないほうがいい文言のリストが掲載されています。

それらを理解することは非常に大切ですが、すべてを覚えていて毎回チェックするのは大変です。

記憶をたよりにチェックすると漏れが出ます。

 

そこで、これらの言葉をユーザー定義辞書に記載します。

できあがったクレーム部分だけを別ファイルにコピペして、その部分に対して「蛍光と対策」でチェックをしたらどうでしょうか。

このNGワードには、notやtypeなど、実施例で用いたら問題ない言葉も含まれます。

なので、不要なチェック項目が蛍光ペンでマーキングされるのを回避するために、別ファイルにコピペしてからチェックするのがいいかなと思います。

 

一手間をかけるのを惜しまなければ、今までできなかったようなチェックができるようになります。

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