【AutoCorrect Booster】Wordで登録した項目を他のOfficeで使う方法

Wordのオートコレクト機能を速記ツールとして使うためのWordアドイン「AutoCorrect Booster」のユーザーの方からご質問をいただきましたので紹介します。

まず、AutoCorrect Boosterとは、Wordのオートコレクトの項目を登録したり、修正したり、バックアップをとったり、一括登録したりするWordアドインです。

2015-01-28 22-31-41

オートコレクトとは?

オートコレクト機能というのは、もともと誤入力を自動的に修正するための機能です。

teh を the に修正します。

それだけの機能ですが、使い方によってはかなり活用できます。

たとえば、日本語の場合、日本語入力システムのIMEやATOKの短縮入力を利用して、素速く文字入力をする方法が知られています。

おせ→お世話になります。

ですね。

英語の場合、このオートコレクトを使って速記をする方法が知られています。

英語ネイティブの翻訳者やライターの方々に、相当使いこなしている方がいますね。ネットでautocorrectやautotext などで検索すると、入力例が紹介されていますから探してみてください。

オートコレクトの共有

さて、話を元に戻しますが、Office製品ではオートコレクトの項目を製品間で共有しています。なので、Excelで登録したオートコレクト項目をWordで使えます。逆も同様に可能です。

ただし、Wordの場合にはオートコレクトが拡張されています。書式付きでオートコレクトの登録が可能なのです。

実は書式付きと言っていますが、表や図形などなんでもかんでも登録できます。これは、Wordだけの機能なのでExcelなどの他のOffice製品では使えません。ご注意を。

オートコレクトを使うための設定

Wordで登録したオートコレクトの項目をExcelで使うためには、Excelのオートコレクトをオンにする必要があります。

まず、オートコレクトのダイアログボックスを開きます。

[Alt] → [T] → [A]

です。一つずつ順番に押下します。

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[入力中に自動修正する]をオンにします。このようにして、登録されているオートコレクト項目が使えるようになります。

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