ワードマクロに関する書籍の紹介です。
この本だけで、
- 豊富な例文をつかって、マクロを体験できます。
- マクロ実行用ボタンをツールバーに追加する方法がわかります。
- マクロ実行用メニューの追加方法がわかります。
- 処理の詳細な説明があるので、応用して自力でプログラムを作成できます。
と、ざっくり概要。
以下、本音。
現在出版されている日本語で書かれたワードマクロの書籍は数少ないですね。そのうちの1冊です。
みなさんもワードマクロを学ぼうと思ってアマゾンで書籍を探して一番に見つかるのが本書だと思います。
なので、まずはこの書籍のレビューですね。
私はこの本が好きですし、今でも大切に読み返しています。表紙のデザインも粋だと思います。
その立場であえて書くと、この本、初心者にとって難しすぎ!!
でも、愛してますよ。
ワードマクロを学ぶ上では、この本と格闘することも楽しむしかない!という感じ。格闘をできるだけ楽しめるように、このブログで中身をかみ砕きたいと思います。
私にとっては、ワードマクロの最初の挫折を思いっきり味わわせてもらった本です。そのわりに、今でも何度も読み返しているという不思議な本です。
私が3年ほど前にマクロを独学を始めた当時、この本を購入。そして即、挫折。
難しすぎました。初心者にとっては、情報量が多すぎと思います。
特許翻訳者の水野麻子さんの私塾にてワードマクロを学び、基礎をある程度理解した上でこの本に戻ってきたら、非常によくわかりました。
概要がつかめてから読み返すと、たしかに、書かれていることはすごく基礎的なんだけど、とっかかりがわからないんですよね。
すべてが新しい言葉だらけで、「既知の事柄を組み合わせて新しいことを理解する」という学びの基本ステップが全く踏めないんです。
そういう難しさがあるかな。。。
で、あれから3年たちますが、今読んでも学ぶことがたくさん。
実際に他の書籍やワードのヘルプ(今後、このブログで使い方紹介したいです)やネットの情報を組み合わせてようやく理解できるような高度なものもあります。
ワードマクロを理解すればするほど、いろんな発見があるという感じの本ですね。「するめ」みたいなものでしょうか。
ワードマクロの定型文を探すときにも使えます。
この書籍の著者は、西上原さんです。
知る人ぞ知る、ワード関連の書籍の出版では非常に有名な方ですね。私も、他にも何冊か購入してます。
すごくわかりやすい説明と深い情報が得られる本をたくさん書かれている方です。
去年、本書のお礼・感想および質問があって、西上原さんに連絡をとらせていただいたことがありました。
そのときに西上原さんもおっしゃっていましたが、この本は初級者向けというよりは少しレベルが高く設定してあるとのことでした。
自分でコードを入力して試行錯誤しながら学んでいくタイプの本とのことです。どおりで、サンプルコードがネットで公開されていないわけだ(涙)。。。
まさしく、たくさん試行錯誤させていただき、アイディアをたくさんいただいた非常に大切な本です。
そういうわけで、この本の内容もときどき紹介させていただこうと思っています。まだお持ちでない方、是非ご購入ください。
この書籍の引用をつかって説明することもありますので。
とくに、P258以降のVB Editorの使い方は、たくさんのヒントがつまっています。
そのほかにも、マクロテンプレートの作り方、ツールバーへのメニューやボタンの表示方法などは、非常に価値があります。ぜひお読みください。
この内容だけでも、この本の価値があるんじゃないでしょうか。この項目だけは、他のエクセル用マクロ本には書いていないですからね。