昨日のワードマクロの本に続いて、西上原さんの本の紹介です。
ワードマクロですから、まずワードに詳しくなりましょう。
これが、ワードマクロ上達の第一歩だと思います。
なぜなら、ワードには、「マクロの記録」という機能があります。
ワードの操作を手動ですると、その操作に応じて、マクロのプログラム文を自動で作成してくれるという便利な機能です。
なので、自分がほしい動きのプログラムを書きたいときには、まず、
- ワードで対応する処理があるか確認する
- 対応する処理があれば、それを「マクロの記録」を使って記録する
- 記録したプログラム文を確認してみる
という使い方ができます。
なので、①を手早く確実に実施できれば、望みのプログラム文をストレスなく手に入れることができますね。
だから、ワードの機能を知っていること、すぐに調べられること、というのは重要になってきます。
というわけで、おすすめのワード解説書の紹介です。
「知りたい操作がすぐわかる標準Word2003全機能Bible」です。
タイトルどおり。
知りたい操作がでてきたら、まずこの本を開くクセをつけましょう。
だいたいのことが載っています。ワードの辞書ですね。
ワードマクロに関しては、本書のP885にテンプレートの解説が参考になると思います。
テンプレートの設定やテンプレートの意味が書かれています。
このブログで、今後マクロのテンプレートを紹介しますので、テンプレートを使用する場合の参考にしてください。
この本は、水野麻子さんのブログ でも紹介されています。
私も、ワイルドカードを用いた検索を学ぶときには、なっとくするまで何度も読み直しました。
一度で覚えるのは大変ですが、手元に置いておけば、すぐに読み返せて便利ですよ。
(注)
上記で紹介した「マクロの記録」は、すべての操作を正確に記録するわけではなかったり、自分が想定していること以上の「余分な」プログラム文も記録してしまうので、使うのには、若干の慣れと工夫が必要です。
昨日紹介した「Wordで実践」のP.274にも、上記のような懸念事項が記載されていますので、併せてお読みください。