この本、よかったー。友人から進められて読みました。
仕事で生産性を高めたい方におすすめです。
<目次>
すぐに試せるヒントがたくさん
私が最近取り入れた「ポモドーロ・テクニック」も紹介されていました。具体的にどのようにDaiGoさんが活用しているのか紹介されてました。こういうのって参考になります。
様々な面からのヒントがつまってます。すぐにすべて取り入れるのは無理だと思いますが、できそうなものからつまみ食いをするだけでも効果が現れると思います。
集中力と関係するウィルパワー
私がこの本を買ってよかったと思うのは、「ウィルパワー」という概念を復習できたことだと思います。
私はこの「ウィルパワー」についてセミナーか書籍を通じてかつて学んだことがありました。でも、この本で再度「ウィルパワー」の説明を読んで、かなり腑に落ちました。
で、すぐに行動につながって、ここ数日(つまり、この本を読んでから)調子がいいのです。明らかに集中力が上がっているし、効率もよく仕事をしています。
「ウィルパワー」を意識して生活を少し変えただけで、けっこういい状態を維持できたのです。
先延ばしにしていたものをやっつけた!
実は、今までやりかけてそのまま放置していたことを少しずつ片付け始めています。これが効きました。
仕事の「先延ばし」もあるのですが(笑)、プライベート面での先延ばし項目がけっこうたまってました。この「やりかけ」や「先延ばし」が集中力を奪うというのです。
本当にそうですね。毎朝TODOリストを見るときに1ヶ月以上もそのまま表示されている○○を見るのはいやなものです(笑)。
ここ数日、それを地道につぶしてました。
本書で紹介されている「アイビー・リー・メソッド」を参考にして、1つの作業が完了するまで次の作業を始めない、という気持ちで向き合ったら、案外終わりました。
今までずっともやもやを頭にためていたのは何だったのか(笑)。
習慣化とウィルパワーの節約
スポーツ選手が動作の組み合わせを「習慣化」し、集中力を要さずとも高度な作業・処理ができるようになる、という例に納得でした。
これ、私たち翻訳者やデスクワーカーにとっても同じことですね。
そう、ショートカットキーの話をしています(笑)。目指すのは「習慣化」です。
やっぱり素振り練習です。実務での繰り返しの練習です。ショートカットキーも無意識の反射でできるようになりますから。
つまり、ショートカットキーの手の動きを習慣化すれば、翻訳中に思考を邪魔せずに特定の作業を終わらせることができるということです。
「ウィルパワー」を節約するという観点で「習慣化(反射的な動作・思考を身につけること)」を意識的に目指すことの意味を理解できたのがよかったです。
たぶん、いろんな人が同じことを言っていると思いますが、私にとってはこの本の説明がわかりやすかったです。
そんなわけで、仕事の高率化を目指している方、何らかのヒントが得られるのではないかと思います。おすすめです。