今回で感想は第3回目。最終回と思って書きましたが、まとめ記事を後に書き足しました。
- 1回目:「考え方」の本ですね。
- 2回目:翻訳に関する学び
- 3回目:「道具」について考える(今回)
- 4回目:ギター教則本との比較で読む
今回は、この本の中で、「道具」に関して書かれたノウハウについての感想です。
いくつかありますが、自分が実践しているものを中心に紹介したいと思います。
(項目)
ゼムクリップを使う(P.129)
脱マウス宣言(P.166)
キーボードはとっておこう(P.167)
見直しと校正作業の自動化(P.174)
翻訳ソフトで見直し(P.177)
表から見える機能にとらわれない(P.151)
<目次>
ゼムクリップを使う(P.129)
まず最初にゼムクリップ。これを「○○」がわりに使うんです。
何に使うかは、本書をご覧ください。
これ面白いですよ。
こういう発想の例って、他のことのヒントになりますね。
こういった簡単にできること、是非試してみてください。
普段の仕事に少し変化が出て楽しめます。
脱マウス宣言(P.166)
おすすめです。
マウスをできるだけ使わないようにしているうちに思いついたのがこちらの「指先でズーム」。おすすめです。
今では、これなしでは、ノートパソコン使えないですね。
ショートカットキーを使うようになると、作業の操作方法が変わります。
そうするとスピードもかわります。
こういうスピードの上げ方ってお得だと思います。汗書く必要ないし。
私は、ショートカットを覚えるために壁にメモを貼付けてあります。
自分でもマクロをショートカットに登録するのでうっかりすると忘れてしまうんです。
ちなみに、P.166に紹介されている [Ctrl] + [スペースキー]
これものすごく便利です。
書式を解除するものなのですが、文字列を選択していても選択していなくても使えます。
仕事上必要な人には、ぜひ試していただきたいですね。
たまにある「ワードのよくわからない動き」への対処にも使えますよ。
なぜかアルファベットが大文字になってしまうとか、そういう時に使えます。いらいらを明るく解消しましょう!
キーボードはとっておこう(P.167)
この項目で紹介されているRealforceですが、私も使っています。
職場では、依然としてマイクロソフトのNatural Ergonomic Keyboard 4000を使っていますが、自宅では Ergonomic Keyboard から Realforceにのり変えました。
いいですよ。
感覚的なことしかいえませんが、文字を入力するときの気持ちがいいです。
入力スピードの向上はわかりません。
Ergonomic Keyboard だと、パームレストで手が休んでいて「お休みしている感」があるのですが、RealForceだと手が幾分か緊張していて「仕事している感」があります。
あと、自分へのご褒美でもあると思います。
物書きの方なら、キーボード手ずっとさわり続けるものですから、気分が乗ってくるものを使うのって、すごく心にやさしいというか、モチベーションがあがるいいご褒美だと思います。
見直しと校正作業の自動化(P.174)
水野さんの私塾でこの関連の話を聞いたときに作ったのがこちらのマクロです。(日英対訳表→後に「色deチェック」に進化)
比較をできるだけ自動化。
人間が見ると時間がかかるけど、機械がやると一瞬ってことありますからね。
翻訳ソフトで見直し(P.177)
これ、目から鱗。
結局、こういう発想って大切というか、こういう使い方で「翻訳ソフト」のもとをとれたと思えるかどうか。。。
ついつい、すべての機能を使い倒さないと損した気分になってしまいます。貧乏性ですね。
そのために、無駄な時間とか使ったりしては、もっともったいない。
そういう「貧乏性」な思考ぐせから抜け出すように日々努力中です。
表から見える機能にとらわれない(P.151)
これが第3章「生き残りのカギは発想の転換にあり」のまとめの段落に書かれています。
ゼムクリップの使い方も、翻訳ソフトの使い方もそうですが、自分の目的にあったものを取捨選択するって面白いですね。
なかなか真似するのは難しいんですが、こうやって教えてくれた発想自体を使うことは簡単ですね。
すぐパクリましょう!!で、効果を楽しみましょう。
そして自分でもいろいろと工夫して行けたら、日々の仕事がもっと楽しくなりますね。