【Word VBA】文字列の選択を解除するWordマクロ

2010年4月26日

ワードマクロ(Word VBA)のプログラムの大半は、文章中の言葉を選んで、それを削除したり別の言葉に書き換えたり、他の位置に移動したり、そういうものが多いと思います。

そのときに重要となるのが、いったん選択した文字列の「選択を解除する」というです。

案外大切です。

みなさんもワードを使っていて経験済みだと思いますが、文中の特定の文字列(文章など)を選択した状態で「検索と置換」ダイアログから検索や置換をすると、その選択した文字列を対象に検索と置換が実行されますね。

もし、文章全体で検索と置換をするのであれば、選択を解除しておく必要があるのです。

プログラミングをしているときに、このことを念頭にいれると変なエラーが起こりにくくなります。

このマクロでできること

まず、選択された状態

文字列選択

選択範囲の先頭にカーソルを移動

文字列選択

選択範囲の末尾にカーソルを移動

文字列選択

マクロ


Sub 選択範囲の先頭にカーソルを移動()

 Selection.Collapse Direction:=wdCollapseStart

End Sub

Sub 選択範囲の末尾にカーソルを移動()

 Selection.Collapse Direction:=wdCollapseEnd

End Sub

これも英語でかかれていて、そのままなんですが、collapseですね。

辞書でひくと、壊れるとか崩壊するとかそういう意味が載っています。

くしゃっとつぶれる感じがある言葉ですね。

-コード
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