前回の基礎的な内容に続いて、もう少し掘り下げてみます。
<目次>
マクロ1
Sub メッセージボックス内の文字を改行する1() MsgBox "文字列" & vbCr & "文字列" End Sub
マクロ1の解説
vbCr は改行記号です。
メッセージボックス内の文章を改行できます。
改行をしない場合には、メッセージボックスの横幅が自動で延びます。
ただ、あまり横長になるとメッセージ自体が読みにくくなりますから、適度に改行するのが良いと思います。
また、改行表示すれば、リスト化することができますので、視認性が上がりますね。
マクロ2
Sub メッセージボックス内の文字を改行する2() MsgBox "文字列" & vbCr & _ "文字列" End Sub
マクロ2の解説
おまけの技ですが、こんなこともできます。
上記は2行に見えますが、1行のマクロです。
プログラムの文章を2行に見えるように改行してみました。
上記赤で示した半角スペース+アンダースコア( _)が、改行のマークです。
この記号を使うと1行のプログラム中で視覚的に改行できます。
実際のメッセージボックス内での改行が、プログラムの文中でも改行されているため、確認しやすいというメリットがあります。
以下のプログラムをご覧ください。うれしさがわかりますよね。
マクロ3
MSub メッセージボックス内の文字を改行する3() MsgBox "[Alt] + [F11] → VBEを開く" & vbCr & _ "[Alt] + [F8] → マクロを実行" End Sub
マクロ3の解説
この改行の書式をそのままコピーして使ってください。
実行すると以下のようになります。
なんだか、それらしくなってきましたよね。
情報(たとえば、客先の電話番号など)をいくつか追加して、キーボードのショートカットで実行できるようにしておけば、ちょっとしたメモになったりしますね。