以前、Microsoft MVP のきぬあささんの「初心者備忘録」の記事「新しくなったMZ-Tools 」に紹介があったとおり、VBEの支援ツールであるMZ-Toolsがバージョンアップして登場しました。私もMVP特典で使わせていただいています。
MZ-Tools
<目次>
MsgBoxをもっと表情豊かに!
以前のバージョンでもお世話になっていたのが、「MessageBox Assistant」です。
メニューから開きます。
または、ツールバーのボタンからもアクセスできます。
このダイアログボックスが表示されます。
以前のバージョンでは、日本語を入力すると文字化けをしていたので、英語で仮入力して生成されるコードを修正して使っていました。
そのうちに、記載パターンを覚えたので使わなくなっていましたが、MsgBox関数を使いこなすヒントがたくさん手に入ります。
この機能を使うと、表示形式をアイコンやメニューから選択するだけで、該当するコードを生成できます。
また、コード生成前に左下にある[Preview]ボタンで実際の表示を確認できます。
アイコンや[OK]以外のボタンも使えます。それっぽくなります(笑)。
今回のバージョンでは、日本語入力でも文字化けしないし、ユーザーインターフェイスもわかりやすいですし、ぜひまた試してみたいと思います。
検索しやすい!
検索機能も充実しています。「Find Text」機能です。
ツールバーの以下のボタンから実行できます。
検索条件を詳しく設定できます。これけっこう重要。
そして、検索結果の一覧表示が便利。どのプロシージャでどの文脈で使われているのか一望できます。
さらに、赤矢印でも示したとおり、検索結果がタブ表示されます。履歴が記録されているのです!
コードの確認やプロシージャー間を行き来するときに便利です。
プロシージャの確認・コピペに便利
プロシージャ間を行き来するために、「Favorite Code Element」という機能も便利です。
プロシージャ名のブックマーク一覧表を作るような機能です。
簡単に登録して、一覧表から項目を選ぶとそのプロシージャにジャンプできます。
よくつかうコードをショートカットキーで挿入
まだまだ使いこなせていないのですが、定型文をショートカットキーで挿入するような機能もあります。
以前のバージョンでは、プロシージャー名も自動的に入力してError Handlerの行ラベルを自動的に挿入してくれたような気がしますが。対応する機能はまだ見つけてませんが(笑)。
上記以外にも、VBEを使っていて「これがほしかった!」という機能が満載です。
マクロを使ってWordを使いやすくするのと同じですね。
MZ-Tools には、VBEで検索や文字入力を速くするためのアイディアが詰まっています。
素晴らしいソフトだと思います。
機能をこちらでご確認下さい。
Features of MZ-Tools 8.0