先日の記事「【Word】スペルチェックまたは文章校正のエラーの波線の表示をオフにする」で、波線の表示に関するオプション設定を紹介しました。
今回は、スペルチェックや文章校正のオプション設定に関連したプロパティを紹介します。
以下の赤枠で囲んだ部分です。Word 2013の設定項目です。
<目次>
各種プロパティ
上記赤枠内の5項目を、画像の表示の通りの値(オン・オフ)にするための記述です。
入力時にスペルチェックを行う
Options.CheckSpellingAsYouType = True
自動文章校正
Options.CheckGrammarAsYouType = True
よく間違う単語(Word 2013, Word 2016)
文脈に応じたスペルチェックを行う(Word 2007, Word 2010)
上記の通り、項目名が異なります。同じことを意味していますが。
Options.ContextualSpeller = False
文章校正とスペルチェックを一緒に行う
Options.CheckGrammarWithSpelling = True
文書の読みやすさを評価する
Options.ShowReadabilityStatistics = False
参考情報
項目名から機能を予測するのが難しいかも知れません。
- 入力時にスペルチェックを行う
- 自動文章校正
いずれの場合にも、文字入力時に自動的にスペルチェックや文章校正をして波線でミスを表示するということです。
もともとは以下のように同じように表示されていました。
Word 2003
- 自動スペルチェック
- 自動文章校正
だったわけです。これだと、併記したときになんとなく同じような気がします。なぜか、「自動スペルチェック」だけが「入力時にスペルチェックを行う」にWord 2007で変化したのです。
英語表記では、以下の通り「自動文章校正」の項目の方が少し変化しています。
Word 2003
- Check spelling as you type
- Check grammar as you type
Word 2010
- Check spelling as you type
- Mark grammar errors as you type
また、どうでもいいか(笑)。調べるのが面倒くさくなってきました。