先週の日曜日、Excel MVPの伊藤潔人さん(インストラクターのネタ帳)のセミナーを受講しました。
今週は夏休みをとっておりまして、報告が遅くなってしまいました。
セミナー内容は、Excelマクロのオブジェクト式解説編。
<目次>
新感覚のセミナー(笑)
非常に不思議なセミナーでした。
セミナー中は、アハ体験の連続で、ひらめいたことをひたすらメモしました。
私は、セミナー中に、Wordマクロとの関連もイメージしながらWordのVBEでも同じようなことを試していたので、余計忙しかったです(笑)。
セミナー後の帰宅途中も、理解しかけた概念がどっかに消えてしまわないように、言葉の断片をメモしてました。
とにかく気づきがたくさんあるセミナーでした。
そして、受講後にマクロを書きながらエッセンスを徐々に体得していくようなセミナーでした。
この1週間は、これまでと違う視点でヘルプを読んでいました。
伊藤さんの狙い通り
伊藤さんの報告には、以下のように書かれています。
いままで書いていたコードのオブジェクトと思っていたものが、オブジェクトではないと言われて、一時的に混乱してしまった方もいらっしゃっと感じています。
ですが、その一時的な混乱を抜けると、今まで意味のよくわからなかったオブジェクト式が、よく理解できるようになっているはずです。
ヘルプを読んでも意味がわからなかった部分も、よくわかるようになるはずです。
まさしくこの通りでした。
マクロのコードを眺めたときに、受講後は違う風景が見えるという感じ(笑)。
VBAの仕組みが見えた感じです。プログラム文って奥が深いですね。
思考過程を学ぶ
セミナー中、VBEのオブジェクトブラウザとヘルプを使って何かを調べる時の伊藤さんの手順を、そのまま何度もまねをしました。
こうやって学んだ「思考過程」が、受講後に役に立ってます。
結果的に、ヘルプに記載されている情報を、一歩踏み込んで読めるようになったのがうれしいですね。
背景にある「オブジェクト式」の考え方というか、マクロの文法の根幹みたいな部分を理解すると、ヘルプに書かれていることの意味をもっと解読できます。
Wordマクロを学ぶ方にもおすすめ
受講すると、今までひっかかっていたけど言葉にならない「あれ」の理由がわかってすっきりすると思います(笑)。
Excelマクロを使って解説されますが、Wordマクロでも同じ考え方が適用されます。
Wordマクロの学習者の方々にもお勧めです。
9月にまた開催されるみたいです。