今年も総務省が開催する自動翻訳シンポジウムに出展させていただきます。
4年前の第2回自動翻訳シンポジウムより出展をさせていただいております。今年は久しぶりの現地開催となりました。
講演やパネルディスカッションのほか、企業出展ブースもあります。事前登録制で先着300名が無料で参加できます。
4年前の出展企業は10社でしたが、今年は24社の出展となり幅広いサービスが展示されます。私は会場の一番奥のブースでみなさんのお越しをお待ちしております!
展示ブースでは、私のような開発者が説明員として参加する企業があると思いますので、機械翻訳サービスについて直接話を聞けるいい機会だと思います。
<目次>
概要
イベント:第6回 自動翻訳シンポジウム
~アフターコロナを見据えた今後のAIを活用した多言語翻訳技術の役割について~
日時:2023年2月16日(木)13時~16時40分
場所:品川 ザ・グランドホール(品川駅から徒歩5分)
定員:300名(事前登録制・先着順)
参加費:無料
参加申し込みや詳細はこちらをご覧ください。
プログラム
基調講演:「インバウンド観光の最近の動向・今後の見通し、多言語翻訳技術に期待すること」
日本政府観光局(JNTO) 理事 中山 理映子 氏
講演:「同時通訳を支える翻訳バンク」
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT) フェロー 隅田 英一郎 氏
パネルディスカッション:「アフターコロナを見据えた今後のAIを活用した多言語翻訳技術の役割について」
出展企業一覧
総務省委託・多言語翻訳技術高度化推進コンソーシアム | 多言語翻訳技術の高度化に関する研究開発 |
株式会社海外通信・放送・郵便事業支援機構(JICT) | 日本企業の海外展開を支援するICT専門ファンド |
株式会社IP DREAM | 透過型ディスプレイと連動した多言語同時翻訳・通訳サービスSmaLingual Pro |
Wovn Technologies株式会社 | Web・アプリ多言語化ソリューション「WOVN.io」 |
エヌ・アイ・ティー株式会社 | 機械翻訳支援ツール「GreenT」で、訳文を自分の表現に寄せるよう自動修正 |
株式会社NTTドコモ | はなして翻訳 |
株式会社川村インターナショナル | 簡単かつ安全なAI翻訳(ISO 27017認証取得)
~ファイル翻訳からカスタマイズまで~「みんなの自動翻訳@KI(商用版)」「XMAT®」 |
コニカミノルタ株式会社 | 多言語通訳アプリ「KOTOBAL」「MELON」 |
SoundUD推進コンソーシアム | SoundUDを活用した同時通訳・実況配信システム |
株式会社CMCエクスマニコム | AI翻訳サービス「ATOM KNOWLEDGE」のご紹介 |
ジョルダン株式会社 | 日本人旅行者や訪日外国人旅行者が必要とする交通情報を一元化した『日本旅行の総合交通案内サイト「JORUDAN VISIT(ジョルダン ビジット)」』 |
東芝デジタルソリューションズ株式会社 | 高精度機械翻訳「DOCCAI翻訳(ドッカイホンヤク)」 |
株式会社十印 | AI翻訳 T-tact AN-ZIN(てぃーたくと あんじん) |
凸版印刷株式会社 | 音声翻訳サービス「VoiceBiz®」 |
日本特許翻訳株式会社 | クラウド型統合翻訳環境ProTranslator EXPRESS |
パナソニック コネクト株式会社 | 対面ホンヤク |
Fairy Devices株式会社 | mimi® 多言語音声翻訳APIサービス |
富士通Japan株式会社 | ハンズフリー多言語音声会話システム |
株式会社BRICK's | 「ヒト×AI」で最適なソリューション |
フリットジャパン株式会社 | 「Flitto」25ヶ国語の翻訳プラットフォーム×多言語コーパスの構築 |
ポケトーク株式会社 | 多国籍・多言語共生社会実現において、「言葉の壁をなくす」AI通訳機「ポケトーク」の利用 |
マインドワード株式会社 | 自動翻訳 ワンストップ ソリューション「CRYSTALTRANSLATOR® BUSINESS」 |
株式会社みらい翻訳 | 企業向けAI自動翻訳サービス「FlaT/Mirai Translator」 |
ライオンブリッジジャパン株式会社 | LIONBRIDGE LAⁱNGUAGE CLOUD |
展示内容
私は、翻訳者や専門家のためのニューラル機械翻訳(NMT)支援ツール「GreenT」を展示します。会場の一番奥のブースにおります。
当日は、以下の要点で、GreenTの概要をミニセミナーで紹介します。
機械翻訳支援ツール「GreenT」で、訳文を自分の表現に寄せるよう自動修正
分野や用語、文体、表記を設定するだけで、各種翻訳エンジン※を簡単にカスタマイズできます。(※DeepL、Google翻訳、みんなの自動翻訳@KIなど)
1.誤訳しやすい原文の表現を言い換えたのちに訳文を作成
2.自分の好みの専門用語や言い回しで訳文を作成
3.漢数字や和暦、英語の日付表現を考慮し、原文と訳文の数字をチェック
機械翻訳の技術が向上して、用途にあった運用が求められていると思います。また、我々ユーザーとしても、用途にあった使い方を個々に研究してきていると思います。
各社さまざまなサービスを紹介していると思いますので、誰を対象にしてどのような技術・サービスを提供しているのか話を聞いてまわると楽しいと思います。私たちが想像していなかったような用途があるのかもしれません。あと、話を聞くだけでなく、実機を使わせてもらえたらもっとよくわかりますね。
私は、現時点での機械翻訳技術でできることや、できないこと、また今後機械翻訳が期待される役割と私が準備をしているサービスなど、いろいろとお話をしたいと思って準備をしています。
お時間がありましたらぜひお越しください。機械翻訳についてみなさんの考えをお聞かせください。