今年も総務省が開催する自動翻訳シンポジウムに出展させていただきます。
6年前の第2回自動翻訳シンポジウムより出展をさせていただいております。今年も去年と同じ品川の会場での開催です。
講演と企業出展ブースがあります。事前登録制で先着400名が無料で参加できます。
展示ブースでは、私のような開発者が説明員として参加する企業があると思いますので、機械翻訳サービスについて直接話を聞けるいい機会だと思います。
<目次>
概要
イベント:第8回 自動翻訳シンポジウム
AI翻訳で言葉の壁がない世界へ 生成AIとAI翻訳 ~自治体での活用~
日時:2025年2月19日(水)13時30分~17時00分 懇親会(17時~18時)
場所:品川インターシティホール(品川駅港南口より徒歩5分)
定員:400名(事前登録制・先着順)
参加費:無料
懇親会:参加希望者(有料)
参加申し込みや詳細はこちらをご覧ください。
プログラム
基調講演:大規模言語モデルはどのように「ことばの壁」を超えるのか
東京科学大学 情報理工学院 教授 岡﨑 直観 氏
講演1:自治体における多言語翻訳技術の活用
東京外国語大学 名誉教授 鶴田 知佳子 氏
講演2:自治体での多言語通訳サービスの活用事例 ~東京都板橋区での実績~
コニカミノルタ株式会社 DW-DX事業統括部 国内ICW推進部 小笠原 堂裕 氏
講演3:自治体でのインバウンド対応における自動翻訳の活用
TOPPAN株式会社 多言語ビジネス開発部 チームリーダー 永野 量平 氏
展示内容
私は、翻訳者や専門家のためのニューラル機械翻訳(NMT)支援ツール「GreenT」を展示します。
当日は、以下の要点で、GreenTの概要をミニセミナーで紹介します。また、新しいウェブアプリの紹介セミナーもします。
GreenTの概要ミニセミナー
機械翻訳支援ツール「GreenT」× ChatGPT で、訳文を自分の表現に寄せるよう自動修正
機械翻訳支援ツール「GreenT」× ChatGPT で、訳文を自分の表現に寄せるよう自動修正
分野や用語、文体、表記を選択するだけで、各種翻訳エンジンを簡単にカスタマイズできます。①自分の好みの専門用語や言い回しで訳文を出力
②漢数字や和暦、英語表記の数字など、数字の誤記を正確に検出
③ChatGPTを「原文解釈」、「翻訳」、「訳文推敲」の3つの役割で活用
CATツールPhrase(旧Memsource)用のGreenTと色deチェックのデモセミナー
新たな試みとして、CATツールのPhraseで「GreenT」と「色deチェック」を利用するウェブアプリを開発中です。このデモをします。
今更ながらPhraseでGreenTや色deチェックを使えるようにしました。既存の他社製の機械翻訳技術を使っているお客様やPhraseのQA機能を利用しているお客様からの要望をヒアリングしたうえで開発を進めています。みなさまにとってうれしい機能を提供できると思います。
翻訳では、現在のGreenTで使っている翻訳エンジン(Google翻訳、DeepL Pro、ChatGPT)を利用でき、分野別の表記修正、常体・敬体の訳し分け、日付表記の選択(西暦、和暦、米国表記、英国表記)などをカスタマイズできます。
もちろん、翻訳メモリを用いたPre-translationにも対応しているため、必要なセグメントだけを機械翻訳で自動入力します。
意見交換、情報交換を!
各社さまざまなサービスを紹介していると思いますので、誰を対象にしてどのような技術・サービスを提供しているのか話を聞いてまわると楽しいと思います。私たちが想像していなかったような用途があるのかもしれません。あと、話を聞くだけでなく、実機を使わせてもらえたらもっとよくわかりますね。
私は、現時点での機械翻訳技術や生成AI技術でできることや、できないことをお話をしたいと思って準備をしています。今後サービス提供するPhraseでのGreenTや色deチェックの活用方法についても、みなさまのご意見をお聞かせください。
お時間がありましたらぜひお越しください。