来週末1月31日(土)に開催される日本翻訳者協会(JAT)の法律翻訳分科会(JATLAW)のセミナーの紹介です。
日時:2015年1月31日(土)午後2時~5時
申し込みサイト:JATLAW
このブログをご覧の皆様にもきっと役に立つと思いますので紹介します。
というのも、講演者のエベースト・キャシーさん は私のマクロをいくつか利用されてまして、ご本人独自の使い方をされているようなのです。ご本人からJATLAWのセミナーで使い方を紹介したいと連絡がありまして、ぜひ、ということでお願いをいたしました。
セミナー申し込みサイトには書かれていないのですが、ご本人に聞いたところによると、翻訳メモリーの「Felix」 と上書き翻訳用の一括置換ツール「ぱらぱら 」、あとオートコレクト速記術の「AutoCorrect Booster」 (IJET-25参加者・JAT会員に配布)などを利用して翻訳されているらしいのです。
そもそも翻訳メモリーによる翻訳と上書き翻訳とはなかなか融合できなくて、どうしたらいいのかと思っておりました。
これはどうやっているのかすごく興味がありまして、ぜひお話を聞いてみたいと思っています。
ここが聞きたい! OCRソフトのテキストのゴミ情報除去方法
OCRソフトにて読み込んだWordファイルからゴミデータを除去するするためのツール開発依頼を以前キャシーさんからいただいたことがありまして、そのソフトの紹介もあるようです。
私は開発を担当しただけで自分では使っていないので、現場でどのように使われているのかを見るのは非常に楽しみです。
ちなみにこのソフトは開発依頼品だったので一般公開していなかったのですが、これを機に公開準備を進めます。(こういう一品ものソフトってけっこうあります。かつては映像翻訳者さん向けに翻訳支援ツールを作ったこともありました。もちろん私はそのツールを使っていないので、こちらも今どのように活躍しているのか(していないのか)興味があります。。。)
データが埋め込まれていないPDFデータ(特に、何度もコピーしてかすれていたり、斜めになっているようなちょっとずさんな感じのPDFデータ)をOCRソフトでテキスト化すると、どうしても文字化け部分が出たりしますよね。
文字化けなどのゴミ情報を除去して翻訳に適したファイルにするソフトです。
このような感じで仕事をされている方にはお役に立てるのではないかと思います。
ここが聞きたい! 参考資料を効率的に使うコツ
セミナー申し込みサイトに書かれていましたが、これ、なんでしょうか?気になります。
キャシーさんは、去年の6月に開催された翻訳・通訳イベント(IJET-25) の実行委員長をされてました。
私も実行委員としてお手伝いをしておりました。端からなんとなく見ていただけですが、実行委員長の激務をしているわりに翻訳処理量が半端なく多くて、どうやって翻訳の仕事をされているのかずっと不思議に思っていました。
今回のセミナーでは、その処理スピードの裏側が見えるんじゃないかなと思い楽しみにしています。
参加申し込みはこちらのサイトから。
日時:2015年1月31日(土)午後2時~5時
申し込みサイト:JATLAW