先日、東京でWordマクロセミナー(プログラミング編)を開催させていただきました。
ご受講いただきましたみなさま、どうもありがとうございました。
積極的ご質問をいただいたり、情報をご提供いただきましたみなさま、どうもありがとうございました。
おかげさまで充実した時間になりました。
例の、肩こり解消の件、非常に役立っています(笑)。
受講者内訳
男性:3名、女性:4名
翻訳:4名、特許:3名、医薬:2名、書籍編集:1名 (分野の重複あり)
桃太郎プログラム
今回は、前回と同様に桃太郎プログラム の例を用いて、オブジェクト、メソッド、プロパティの説明をしました。
私たちがイメージしやすいこの昔話を用いて、登場人物をプログラムで動かして桃太郎のお話を作るために何を考える必要があるのか説明いたしました。
よりわかりやすくするために、説明方法の改良を続けていきたいと思います。
プログラミング編の受講生は再受講無料なので、進化した内容をまたご受講ください。
現在は、大阪で開催されるセミナー 以外は予定がございませんが、今後も開催していく予定です。
定型句の活用
プログラミングセミナーでは毎回「定型句」の活用をご紹介しています。
Wordの機能の定型句のことです。これをマクロの記録と組み合わせて活用する方法をデモしました。
定型句で入力効率倍増計画! (Microsoft Office System MVP 海老澤 亜希さんの記事)
私は特許事務所に勤務していたころ、Wordの定型句をデータベースとして活用していました。(こちら の記事で紹介したとおりです)
このデータベースには、企業の知財部や海外の代理人への文書の定型文がつまっていました。
拒絶理由通知書の内容に応じて、社内のベストプラクティスだと思われるもの(先輩の書いた指示書の内容、社内の勉強会で学んだこと)をプルダウンメニューから選ぶだけで入力できるようにしていました。
代理人への指示書というのは、英語の言い回しを知っているだけでは書けません。法律知識や経験、あと代理人のキャラ(インタビューに強い、弱いなど)も重要な要素ですよね。
そういうものを含めて、先輩から教えてもらった知識がすごく重要でした。自分で考えても出てきませんから。
そういう学びを日々蓄積していったのが、このデータベースでした。
マクロを使って呼び出しやすくすれば、かなり使えると思います。
ぜひご活用ください。
定型句マクロの開発してみます(なんとか時間をつくって。。。)
実は、セミナー中は完全に忘れていたのですが、私はかつて、定型句に関する(当時としては)おおがかりなマクロを作ったことがありました。
懇親会で定型句のマクロの話の続きをしていてたまたま気が付きました。最近はすっかり忘れていました。
特許事務所を退所した時には所内のデータは持ち出せませんから、全部事務所においてきたのです。(私は特許事務所に勤務していたころマクロ作成は業務ではありませんでした。そのため、マクロは自宅で作成していたので手元に残っています。ただ、データベースの内容は事務所においてきたということです。)
独立してからは当然指示書の定型句は使わないので、このマクロを使っていたこと自体を忘れていました。
この定型句のマクロはいいかもしれないですよ。
最近お仕事のお手伝いをさせていただいている法人のお客様も、この手のデータベース化を検討しているようなことをおっしゃっていました。
この定型句マクロが役に立ちそうです(笑)。今度提案してみます!
懇親会も楽しかったです。
懇親会は、特許関係の方々だけでしたので、もっぱら特許のネタで盛り上がりました。
企業の知財部での勤務経験をお持ちで特許翻訳を学ばれている方、特許事務所に勤務されている弁理士、フリーランスの特許翻訳者、私の4名でした。
いろんな立場でのお話が伺えて、非常に楽しかったです。
遅くまでお付き合いいただき、どうもありがとうございました。
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