【セミナー報告】2016/10/12(水)東京 Wordで上書き翻訳セミナー

2016年10月21日

先日、東京で上書き翻訳セミナーを開催しました。

参加いただいた皆様、どうもありがとうございました。

セミナー内容

前回の長野のセミナーと同様に、Wordで上書き翻訳をするための統合ソフト「上書き翻訳ツール」を使った翻訳手法を紹介しました。

毎回説明している通り、以下の図に基づいて操作方法を紹介しました。

上書き翻訳

結局のところ、工夫することや練習をすることがツールを自分流に使いこなすことのポイントになると思います。上書き翻訳のおもしろさは、翻訳に使う文字や表現を自分で完全にコントロールしながら文字入力などを省力化することです。そのためにはカーソル移動の自動化が欠かせません。ショートカットキーでのカーソル移動や文字列移動に慣れることが上書き翻訳を楽しむ第一歩だと思っています。

また、上書き翻訳をするときにワイルドカード(Wordの正規表現)を活用することもお忘れなく。自分でノウハウをためていく大切なポイントになりますので、差し上げたサンプルを見ながらご自身で作ってみてください。

ワイルドカードのセミナー案内

来週の10月26日(水)の午後に3時間のセミナーを開催します。ご興味のある方はぜひご参加ください。

このセミナーでは、ワイルドカードのルールのうち、必要最小限のルールだけを紹介します。私たちが知っているべきことは案外少なくて、その限られたルールをどう活用すると何ができるのかを紹介します。

まずは、実例を見てワイルドカードの表記がどう使われているのかを学びます。すると、自分でも工夫するコツが理解できたり、自分でも少しだけ修正して使うこともできるようになります。

そして、セミナーでは「自分で作ることは極力避ける」ことも強調しています。サンプルを「修正」して使い回していきますので、ワイルドカードを初めて学ぶ方にもおすすめのセミナーです。

セミナー参加者の声

新田さんの上書き翻訳ツールに興味があり、それをご本人が1日かけて教えてくださるという点に魅力を感じたので参加しました。

参加して良かったです。予備知識なしでしたが、上書き翻訳の全体像がつかめたように思います。ハウツーが非常に満載で、自分のものにできるよう、訓練していきたいです。

翻訳学習者(医薬)20代男性 TT様

 

参加する前の課題が解決しました。用語集の作り方もとても参考になりました。少人数のセミナーだったので質問しやすかったですし、他の参加者の質問やそれに対する答えも勉強になりました。

ショートカットキーなど、ちょっとしたことで作業効率を改善できるというヒント・考えかたが得られたので、色々な作業に活かせそうです。

上書翻訳以外のマクロの紹介・お試しがあり、普段「こういうマクロがあったらいいのになー」と思うかゆいところに手が届く機能にいくつか出会えてよかったです。

翻訳チェッカー様 女性

 

 

 

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