先週の日曜日に大阪でIJET-29が開催されました。わたしは2日目の朝にワイルドカードのセミナーを担当いたしました。
2日目の朝で眠い中をお越しいただきましたみなさま、どうもありがとうございました。
<目次>
セミナー内容
今回のセミナーは、今まで開催してきた3時間セミナーの凝縮版という位置づけでした。
ワイルドカードが初めての方でも60分後にはなんとなくわかるようになり、自分で式を読んだり編集したりできるようになる、ということを目指していました。
パソコンなしでワイルドカードの解説をクイズ形式でしました。主要なところは網羅できたと思います。
今後は、差し上げたサンプルを使いながら学んでください。
外国語学習との共通点
ワイルドカードを学ぶことは外国語を学ぶことと似ていると思います。
一言で表現すると、
「最初は、自分で作文をしない。」
ということです。
「定型文を暗記する/使う」が先だと思います。
学ぶ順序を間違えると泥沼にはまります。
ワイルドカードの文法から学ぶのではなく、すでに使える表現をそのまま使って効果を確認するところから始めます。
かつて私が高校時代に英語を学んでいたころの思い出です。あの「家でのドリッピー」というリスニングのテープを毎日聴いていました。
最初は全く聴き取れなかったのですが、テキストを読んで内容を理解してから聴くと、なんとなく聴けた気がしたものでした。
これがすごく重要だと思います。わかったつもり!聴けたつもり!が重要で、この喜びが原動力になって次につながっていきました。
ワイルドカードも同じだと思います。
効果のわかっている正規表現(ワイルドカード文字を使った検索式)を使って、まずはその効果を実感します。
何を検索しているのかわかれば、多少の文法知識だけで正規表現って案外読めてしまいます。なんだかわかったつもり!理解して使っているつもり!で自分を気分よくさせることって学習の最初の段階では重要だと思います。
実際に使うことが重要
サンプルファイルの検索式をそのまま使って効果を楽しんでみてください。
また、サンプルファイルの表現には現場の知恵が込められていますから、そういうものも感じるとさらに楽しさが増すと思います。
また、以下の記事も参考にしてみてください。
ワイルドカード
ワイルドカード(正規表現)に関する記事一覧
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