クライアントの要望により、訳文で使用できる文字列が制限されることがあります。たとえば、以下のようなケースがあります。
- 和訳時に英数字記号をすべて全角にする
- 和訳時に英数字のみを全角にする
- 和訳時に英数字記号をすべて半角にする
このような全角文字や半角文字については、キーワードの着色機能でワイルドカード(Wordの正規表現)を設定すればチェックできます。
しかし、ワイルドカードを知らなくてもチェックできるようにボタンを用意しました。必要に応じてご利用ください。また、チェック対象に追加したい文字列があれば、お問い合わせフォームから教えてください。追加します。
設定方法
チェックのオプション設定のダイアログで以下のタブの機能を使います。
チェック対象の項目を選択すると、対訳表の場合には訳文にのみ着色をします。訳文ファイルで着色する場合には文書全体を対象にして着色できます。
具体的な項目の説明
和訳文の記号・空白
以下の文字列と半角もしくは全角のスペースを着色します。
半角記号:!#%&()*/:;?@[]+-=<>., 全角記号:!#%&()*/:;?@[]+-=<>.,
上記の文字を覚える必要はありません。以下のように項目にマウスのポインターをかざすと検索対象の文字列が表示されます。
英訳文の全角記号・空白(漢字など含む)
「全角数字、全角英字、編集記号(タブ、改行)、アスキー文字」以外の文字を着色します。そのため、英字フォントのギリシャ文字も着色されうるのでその点についてはご注意ください。
なお、編集記号やアスキー文字については以下の記事をご覧ください。
(参考:【Word】全角文字を探す方法)