特許明細書の対訳表を作成した場合に、整合をしたのちにデータをCATツール(TradosやMemsource、memoQなど)で使う際に段落番号(【0001】や[0001]など)邪魔になります。そこで、この段落番号だけが記載された行を削除する必要があります。
その手順をご紹介します。
操作手順
整合された2列の対訳表を用意します。
[アドイン]タブの以下のボタンから処理を実行します。
処理の実行中はステータスバーに以下のように進捗状況が表示されます。しばらくお待ちください。
処理が完了すると[ツール]ダイアログが再度表示されます。
もう少し詳しく・・・
今回の処理では、1行目のセルに段落番号が書かれていて、2行目のセルにも段落番号が書かれている場合を処理対象にしています。
この判定には、以下のLike演算子を利用しております。
like "[[]####[]]" like "【####】"
特許明細書以外の一般文書に挿入した[0000]もこのボタンで削除できます。
なお、[0000]だけを処理対象にする場合には、以下の記事をご覧ください。
参考:対訳表に仮で挿入した段落番号[0000]を削除する方法