先日紹介した「カーソルの移動の極意 」は、実は今回の布石だったのですが。
カーソルを、Wordが認識する単語単位で動かしたのですが、これと同じことをマクロで実行します。
いつもは、selectionを「選択範囲」と翻訳していましたが、今回はカーソル位置としました
選択範囲を決めるものは、常にカーソル位置です。これがWordの難しいところでもあり面白いところです。
以下のマクロでは、「文字列が選択されている」場合には、解除されてカーソルが移動します。
【1行マクロ】
Selection.MoveRight unit:=wdWord
カーソル位置を右に動かす 単語単位で
予想がつくと思いますが、以下のようにすると別の動きができます。
【1行マクロ】
Selection.MoveLeft unit:=wdSentence
カーソル位置を左に動かす 文章単位で
なお、移動単位のunitとしては、以下のものが使えます。
wdCell
wdCharacter
wdWord
wdSentence