メッセージボックスって奥が深いんですよ、案外。
少し作り込むだけで、なんだかかなり本格的な感じがしてくるから不思議なものです。
前回の記事の「メッセージボックスにタイトルをつける 」につづいて、アイコンをつける技を紹介します。
【マクロ】
Sub MSGBOX_Buttons()
'アイコン付きのメッセージ表示
Dim myMessage As String 'メッセージの内容
Dim myTitle As String 'タイトル
Dim myStyle As String 'ボタン
myMessage = "メッセージの文字列"
myTitle = "タイトルの文字列"
myStyle = アイコンの設定値
MsgBox Prompt:=myMessage, Title:=myTitle, Buttons:=myStyle
End Sub
【解説】
上記の通り、myStyle を使います。
この変数に、ボタンやアイコンの設定をします。
いくつかありますが、以下のようなアイコンが用意されています。
vbCritical 警告メッセージ アイコンを表示します。
vbQuestion 問い合わせメッセージ アイコンを表示します。
vbExclamation 注意メッセージ アイコンを表示します。
vbInformation 情報メッセージ アイコンを表示します。
このButtonsという引数を用いることで、ボタンの種類も変更できるのですが、ひとまずはアイコンの追加だけ説明してみました。
【マクロ例】
Sub MSGBOX_Buttons()
'アイコン付きのメッセージ表示
Dim myMessage As String 'メッセージの内容
Dim myTitle As String 'タイトル
Dim myStyle As String 'ボタン
myMessage = "[Alt] + [F11]" & vbTab & "→ VBEを開く" & vbCr & _
"[Alt] + [F8]" & vbTab & "→ マクロを実行"
myTitle = "便利なショートカット"
myStyle = vbInformation
MsgBox Prompt:=myMessage, Title:=myTitle, Buttons:=myStyle
End Sub
以下のように情報を示すボタンが表示されました。
さらに本格的になったような気がしてうれしさが増加します。