メッセージボックスのボタン例

2011年4月25日

前回の記事「メッセージボックスのボタンを変更する 」にて、メッセージボックスのボタンを[はい(Y))][いいえ(N)]変更する方法をご紹介しました。

これらは、メッセージボックス関数の引数Buttonsの値を変更することで、他のパターンも表示できます。

以下、引数Bottonsの内容だけ変更するので、その部分だけ記載します。

もとになるマクロは、メッセージボックスのボタンを変更する の冒頭に記載した、「MSGBOX_Buttons_例」です。

【ボタンの表示例】

myStyle = vbOKCancel Or vbInformation

【ボタンの表示例】

myStyle = vbYesNoCancel Or vbQuestion

【ボタンの表示例

myStyle = vbRetryCancel Or vbExclamation

この場合、メッセージボックスの表示とともに、vbExclamationに連動して警告音が鳴ります。

【ボタンの表示例】

myStyle = vbAbortRetryIgnore Or vbCritical

この場合にも、 vbCriticalに連動して別の警告音が鳴ります。

【解説】

お気づきの通り、ボタンとアイコンとの組み合わせで、上記のようなパターンを作っています。

組み合わせ自体は自由にしてかまいませんので、いろいろとお試しください。
説明文は、VBE のヘルプからそのままコピーしました。

ボタン:

vbOKOnly [OK] ボタンのみを表示します。

vbOKCancel [OK] ボタンと [キャンセル] ボタンを表示します。

vbAbortRetryIgnore [中止]、[再試行]、[無視] の 3 つのボタンを表示します。

vbYesNoCancel [はい]、[いいえ]、[キャンセル] の 3 つのボタンを表示します。

vbYesNo [はい] ボタンと [いいえ] ボタンを表示します。

vbRetryCancel [再試行] ボタンと [キャンセル] ボタンを表示します。

アイコン:

vbCritical 警告メッセージ アイコンを表示します。

vbQuestion 問い合わせメッセージ アイコンを表示します。

vbExclamation 注意メッセージ アイコンを表示します。

vbInformation 情報メッセージ アイコンを表示します。

警告音入りのメッセージボックスだと、ちょっとインパクトがあってデモのしがいがあります。

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メッセージボックスの目次

マクロコードの登録方法

-Word
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