【Word】ゼロ文字以上の「スペース」を探すための検索式(3)

2011年3月24日

前回までの経緯を簡単に紹介します。

質問

以下のジャッキーチェンの記載をすべて検索できるワイルドカードの検索式は何でしょうか?

  • 「ジャッキーチェン」
  • 「ジャッキー□チェン」 (□は全角スペース)
  • 「ジャッキー_チェン」 (_は半角スペース)
  • 「ジャッキー□_チェン」
  • 「ジャッキー□□チェン」

答え

検索をする文字列: ジャッキ[ー□_]{1,}チェン

(上記で、□は全角スペース、_は半角スペースです。実際に検索する場合には、置き換えてご利用ください。)

解説は、こちらの記事 をご覧ください。

質問

さらに、以下の質問がありました。

以下のジャッキーチェンの記載をすべて検索できるワイルドカードの検索式は何でしょうか?

  • 「ジャッキーチェン」
  • 「ジャッキー□チェン」 (□は全角スペース)
  • 「ジャッキー_チェン」 (_は半角スペース)
  • 「ジャッキー□_チェン」
  • 「ジャッキー□□チェン」
  • 「ジャッキー・チェン」
  • 「ジャッキ・チェン」

答え

検索をする文字列: ジャッ[キー・□_]{1,}チェン

前回の答えの応用技ですね。

どこまでの文字列を含めるのか?という話だけです。

前回のポイント同様に、(確実に含まれる直前の文字+含まれてもいいし、含まれなくてもいい文字)を角かっこの中に含めるのがポイント。

今回の文字列では

確実に含まれる直前の文字: 「キ」

含まれてもいいし、含まれなくてもいい文字: 「ー(長音符)」「・」「□」「_」

 

これからできるワイルドカードは、

検索をする文字列: [キー・□_]{1,}

ですね。

角かっこ内の文字を1回以上繰り返す、という意味です。

少なくとも、「キ」を繰り返すことは確実ですね。

なので、上記のような記載が成り立つわけです。

ワイルドカードになれるまで。

なれないうちは、何が書かれているのかわからないと思います。

全然気にしなくていいですよ。

私も理解するのにかなり時間がかかりました。(その様子は、こちらの記事 を)

そうなんです。意味がわからなくても、このブログからコピペして使ってみることが大切ですね。

そのうち、放っておいても、自分で書きたくなってきますから、そのときに、またブログ記事を探してみてください。

必要がないときに、一生懸命ルールだけ覚えようとしても覚えられないと思います(実体験)。

何かを成し遂げたいという欲求があると、自分に必要なルールがくっきりと見えたり、必要な記事に出会ったりします。

不思議ですね。

コメント

  • 2. Re:質問

    >kさん

    コメントをどうもありがとうございました。

    そのとおりですね。

    この記載だと、確実に含まれる直前の文字として指定した「キ」が無い場合でも検索されてしまいますね。

    このように、意図したものはすべて検索されても、意図されないものも検索されることがあるので、ワイルドカードは注意が必要ですね。

    置換の場合には、置換の前に、該当する文字列を蛍光ペンや文字色でマーキングをするのがいいかもしれません。

    どうもありがとうございました。

  • 1. 質問
    これだと「ジャッ チェン」にもマッチしてしまうのではないでしょうか。
    k

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