最近書いている書類にて、括弧で囲んだ文字を下線に変更する必要がありました。
このようなときにワイルドカード(Wordの正規表現)が役立ちます。
例えば、以下のような場合です。
(処理前)
上書き翻訳用の(一括置換)ソフトの(ぱらぱら)を使います。
(処理後)
上書き翻訳用の一括置換ソフトのぱらぱらを使います。
<目次>
ワイルドカードを使って文字書式を設定する方法
検索する文字列: ((*))
置換後の文字列: \1
置換後の文字列の書式:下線
[ワイルドカードを使用する]をオンにすることをお忘れなく!
置換後の文字列の文字書式の設定ですが、ショートカットキーでできますね。
[置換後の文字列]欄にカーソルを置いて、[Ctrl] + [U] です。
ワイルドカードの解説
検索する文字列に全角の括弧で囲まれた「任意のゼロ以上の文字列→半角アスタリスク」を指定しています。
検索する文字列において、半角アスタリスクを半角括弧で囲んでいます。このように半角括弧で囲むと、検索した文字列を置換後の文字列で利用できます。
置換後の文字列は、検索した「任意のゼロ以上の文字列」を設定しています。\1です。
書式の一括設定にも使えるかも
この作業をしていて気づいたのですが、最初から意図的に書式を記号で入力してもいいかもしれません。
つまり、下線を引く部分や太字にする部分を特定の文字列やタグで囲んでおき、後で一括で書式を設定するということです。
テキストエディタを利用している方々は、上付き・下付き等の書式を入力できないため、すでに同様のことをされているかもしれません。
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