東京のワードマクロ勉強会へ参加された方からのご質問です。
以下の二つを検索できるワイルドカードの検索式をお問い合わせいただきました。
abcde
abde
こちらは、以前紹介した「ジャッキー・チェン」の記事と同じ考え方でいけると思います。
ゼロ文字以上の「スペース」を探すための検索式(1)
ゼロ文字以上の「スペース」を探すための検索式(2)
ゼロ文字以上の「スペース」を探すための検索式(3)
この学びを生かすと、以下の式が考えられます。
検索する文字列:a[bc]{1,2}de
この場合に検索されうる文字列は以下の6種類です。
abde
acde
abbde
accde
abcde
acbde
6つが検索されてしまうという意味で厳密ではありませんが、「abcde」と「abde」とを1つの検索式で検索可能であるとご理解下さい。
なお、繰り返し回数については、0を使うことができません。つまり、「c{0,} : cを0回以上繰り返す」という指定はできないのですね。
苦肉の策として、上記のようにしました。