ようやくまとめにはいります。
「マクロの記録」を使って「印刷設定の変更操作」を記録してみた!
「マクロの記録」を使って記録した「印刷設定の変更操作」のマクロを確認する
「マクロの記録」を使って「印刷設定の変更操作」の3工程を記録する
といくつかの記事にして参りましたが、この3工程をマクロで実行する方法です。
考え方は簡単ですが、私はこれを知ったときにかなりうれしかったのを覚えています。
「マクロの記録」機能を使って、「3工程を記録した3つのマクロ」の実行を記録すればいいのです。
では、具体的な方法をご紹介します。
<目次>
1.マクロを実行する直前の状態にします。
以前の記事でもご紹介しましたが、これが基本です。
印刷するマクロなので、印刷しても大丈夫な書類を開いておきましょう。
100ページくらいある書類を開いた状態で、印刷マクロを実行してしまうことのないように。
プリンターの電源が入っていることも、確認してみましょう。
2.マクロの記録を開始します。
具体的な方法は、「マクロの記録」を使って「印刷設定の変更操作」を記録してみた!の記事をご覧ください。
今回私は、このマクロを「両面印刷」という名前にしました。
3.印刷マクロを実行します
マクロの実行は以下のようにします。
[Alt] + [F8] で「マクロ」ダイアログを開きます。
ここで、実行可能なマクロがすべて表示されます。
アドインを入れている場合には、アドインのマクロの名前も表示されますし、「マクロの記録」機能で記録したマクロも全部表示されますね。
3つのマクロを実行する順番に選択して実行します。
このときは、3つの工程をすべて1度の記録におさめます。
4.マクロの記録を終了します。
「マクロの記録」を使って「印刷設定の変更操作」を記録してみた!の記事をご覧ください。
5.マクロを確認しましょう。
「マクロの記録」を使って記録した「印刷設定の変更操作」のマクロを確認するの記事で紹介した方法で、今記録したマクロを確認してみます。
すると、以下のようなマクロが記録されているのではないでしょうか?
Sub 両面印刷() ' ' 両面印刷 Macro ' ' Application.Run MacroName:="両面印刷の設定" Application.Run MacroName:="印刷実行" Application.Run MacroName:="通常印刷の設定" End Sub
そうなのです。
このマクロをみると、なんとなく想像がつくと思うのですが、Application.Run メソッドを使って、実行するマクロ名を指定しているのですね。
このApplication.Run メソッドは便利です。
アドインのマクロも実行対象に指定できます。
お気に入りの機能があって、連続で実行しても問題がないのであれば、ぜひつなげてみてください。
すごくうれしいと思いますよ。