検索と置換ダイアログボックスにて、検索や置換を行ったあと、再度検索や置換をするとき、前回の検索や置換の条件が残っていますね。
「検索する文字列」や、「置換後の文字列」は書き直せばいいのですが、文字書式の条件が残っているとやっかいです。
例えば、蛍光ペン、太字、斜体文字、下付き、フォントサイズなどなど。
以下の例では、検索する文字列にフォントサイズが100ポイントと指定されています。
これが残っていると、検索結果に、常にフォントサイズ100ポイントの条件が設定されてしまうので、次回以降の検索時には、かならず削除したいですね。
これを一気に消す方法があります。
簡単です。
カーソルを、対象となる「検索する文字列」または「置換後の文字列」のボックスに入れて、
[Ctrl] + [スペース]
を押します。
これだけですが、今まで、ひとつひとつダイアログボックスから削除されていた方にとっては、非常に便利な機能です。
なお、この方法では、段落書式(例えば、中央揃えなど)は削除されませんのでご注意ください。
この[Ctrl] + [スペース]は、文中の文字列を選択した状態で使うと、選択している文字列の書式が削除されます。これと同じ考え方ですね。
水野麻子さんのブログ でも紹介されているとおりです。