先日のワイルドカードセミナー受講生から、自作の置換式をさっそく報告をいただきました!
紹介させていただきます。ありがとうございました。
英文の特許明細書において、段落番号(角括弧で囲まれた4桁の数字)の直後の段落先頭にタブを入れるというものです。
<目次>
このワイルドカードでできること
(実行前)
ワイルドカードを使用するをオンにします。
置換後の文字列のフォントに蛍光ペンを設定します。
(実行後)
一括置換をしました。現在選択されている蛍光ペンの色で置換箇所が着色されます。
詳細
検索する文字列:\[([0-9]{4})\]^13 置換後の文字列:[\1]^p^t
置換後の文字列に蛍光ペンを設定しておけば、一括置換をした場合でも確認がしやすいですね。
ワイルドカードでは、どの部分が検索されるか予測困難なことがあります。
1つ1つ確認しながら置換をするか、一括置換をする場合にはマーカーを付けて必ず確認する癖を付けた方が安全です。
解説
検索する文字列では、改行記号^13です。
置換後の文字列では、改行記号^pです。
これを間違えないようにしてください。
検索する文字列の青文字部分で4桁半角数字を検索しています。
置換後の文字列の\1は、検索した4桁数字をそのまま反映するようになっています。
置換後の文字列の^tがタブ記号です。
別の記述
以下のようにも書けます。
検索する文字列:(\[[0-9]{4}\])^13 置換後の文字列:\1^p^t
角括弧を含む4桁数字を丸括弧で囲みました。これを1つの塊として置換後の文字列で使います。