【Word】特許段落番号の直後の段落先頭にタブを挿入する

2015年5月19日

先日のワイルドカードセミナー受講生から、自作の置換式をさっそく報告をいただきました!

紹介させていただきます。ありがとうございました。

英文の特許明細書において、段落番号(角括弧で囲まれた4桁の数字)の直後の段落先頭にタブを入れるというものです。

このワイルドカードでできること

(実行前)
ワイルドカードを使用するをオンにします。
置換後の文字列のフォントに蛍光ペンを設定します。

(実行後)
一括置換をしました。現在選択されている蛍光ペンの色で置換箇所が着色されます。

詳細

検索する文字列:\[([0-9]{4})\]^13
置換後の文字列:[\1]^p^t

置換後の文字列に蛍光ペンを設定しておけば、一括置換をした場合でも確認がしやすいですね。

ワイルドカードでは、どの部分が検索されるか予測困難なことがあります。

1つ1つ確認しながら置換をするか、一括置換をする場合にはマーカーを付けて必ず確認する癖を付けた方が安全です。

解説

検索する文字列では、改行記号^13です。

置換後の文字列では、改行記号^pです。

これを間違えないようにしてください。

 

検索する文字列の青文字部分で4桁半角数字を検索しています。

置換後の文字列の\1は、検索した4桁数字をそのまま反映するようになっています。

置換後の文字列の^tがタブ記号です。

別の記述

以下のようにも書けます。

検索する文字列:(\[[0-9]{4}\])^13
置換後の文字列:\1^p^t

角括弧を含む4桁数字を丸括弧で囲みました。これを1つの塊として置換後の文字列で使います。

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